2ch全板人気トーナメント
赤色水先案名無い人 ◆RED.RgQs 氏の決勝トーナメント総括
 >1 名前:おおむぎ若葉 ◆a3FDwXe6 投稿日:02/03/28 15:38 ID:dOleOx/7
 >全部で400近くある2ちゃんねる掲示板群でどの板が
 >最萌なのかを決めるトーナメントを開催しましょう!
 >
 >
 >と、無謀な提案をしてみる
   2ch批判要望板の1スレッド【2ちゃんねる際萌トーナメントを開催しる!】。
    http://kaba.2ch.net/accuse/kako/1017/10172/1017297538.html

祭りはここから始まった。
全32試合の予選。
およそ1ヶ月に渡った。

そして、その予選が終了した5月5日、
いよいよ始まる本選の運命を決める抽選会が
ネットラジオを通じて盛大に執り行われた。

   2ch全板トーナメント組み合わせ抽選実況スレ
    http://jbbs.shitaraba.com/shop/bbs/read.cgi?BBS=93&KEY=1020410158

数日間の休憩期間を経た5月8日、
休日の静けさを破り、ついに本選第一試合が激しくスタートした。
  常に新鮮で、センセーショナルだったスタート地点「Aブロック」
  ブロック別決勝を始め、数々の名試合が輩出した「Bブロック」
  各試合に固有の個性があり、バラエティに富んだ「Cブロック」
  そして、抽選会当時から「地獄」と謳われつづけた「Dブロック」

Aが模索し、Bがそれを受け、Cが別の道を探し、Dがまとめる。
これはあくまで個人的感想だが、
こういった「起・承・転・結」が、自然発生的に繰り返されたように感じられる。

そして、全60試合にも渡る本選も、とうとう各ブロックの代表を選出して終わりを迎えた。
  Aブロック・・・ダウンロードソフト板{=download}
  Bブロック・・・アーケード板
  Cブロック・・・愛の種板{=モ娘(羊)}
  Dブロック・・・ハロプロ板{=モ娘(狼)}
本選を勝ち抜けてきた4強。
彼らはその勝利のあと、次のステージへと駒を進める。

第3のステージにして、最後の戦い。
「決勝トーナメント」である。

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[決勝トーナメント]
とうとう最後の戦い、決勝トーナメント。
これまでと違い、構成する試合は僅かに3つ。準決勝第一試合、準決勝第二試合、そして決勝戦。
僅かに3つだが、その3試合はこれまで以上に重要な試合なのは言うまでもない。
また、本試合の合間は休憩日とされた。特に準決勝〜決勝の二日間はエキシビジョンが盛大に開催される。
・本選2回戦以降と同じく一対一の試合形式。
・組み合わせの再抽選はなく、準決勝はAvsB、CvsD、決勝はそれぞれの勝者で競われる。
・3位決定戦は行われない。
・[[投票コード]]は必須。
・各エキシビジョンのルールは必ずしも上記の限りではない。
なお、準決勝・決勝の投票スレッドの過去ログは
http://isweb42.infoseek.co.jp/photo/hkdome/
を参照。
(「5XX」とナンバリングされたのが準決勝の投票スレッド)
(「6XX」とナンバリングされたのが決勝の投票スレッド)
(「AXX」とナンバリングされたのは最後のエキシビジョン)
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準決勝・第1試合(7/13)[501・502・503・504]
「download{=ダウソ}」 vs 「アーケード{=アケ板}」
 両者ともに勝利へのこだわりが強かった試合。だが、その性格は微妙に異なる。
 Bブロックは、これまでも述べてきたように、観戦者にとっても参戦者にとっても素晴らしい名試合が続いた。
 それは即ち、Bブロックは「勝利よりも楽しむことを前提としたブロックであった」と性格付けられる。
 Bの覇者・アーケードは「負ける要素はない(*)」をキャッチフレーズにするが、
 それは、その「楽しむ」という前提のもとでの、アケ板の「試合スタイル」であった。
 Bブロック決勝は本選最高の名試合とも言われるが、それは両者のスタイルが際立ったのも一因である。
 Aブロックは、最初の場所だけに「各板が試合の運び方を模索したブロック」の感が強い。
 それゆえ、各板が様々なスタンスを持つ。Aの覇者・ダウソは、良くも悪くも、勝つことに本気で必死だった。
 ダウソは、一度は最悪のヒールとまで言われた。今やその面影は残っていないが、凄まじい意気込みは健在だ。
 「二回戦以降は勝つことだけに必死だった」・・・後に、ダウソ住人はこう告白する。
 これまで「勝利」を目指し、様々な板を本気で援護してきたことが功を奏し、味方も多い。
 アケ板はBの覇者らしい試合展開で正面から戦い、そして、潔く散った。当然のように1000を越えた上である。
 彼らは、こんな言葉を最後に残した。
 「俺たちに負ける要素は無かった… ただ、あまりにもヤツに勝てる要素がありすぎただけだ…」
 「Download板… いい戦いだった。ありがとう」
 【勝者=download 】

[注]
「負ける要素は無い」…最初の激戦・予選03組より続くアーケード板伝統のコピー。ある優れたゲーマーの言葉。
              一見嫌味だが、実は嫌味でも何でもなく、予想で無視された事が由来の哀しい言葉。
              予選ではこれをキーワードに強豪モナー板を辛くも撃破。見事1位入賞を果たす。
              本選にても園芸・台湾など並居る強豪を、苦戦しつつも、相次いで倒す。
              そして、運命の悪戯か、B別決勝で再びモナー板と決戦。再びこれを制す。
              このようにアケ板は、この言葉の元、ドラマチックにBブロックの覇者に輝く。


  番外編07(7/14)[505]
  「完全休憩日 ( III ) 」
   この日の投票スレは、これといった企画も無く、三回目の完全休憩日となった。
   それどころか、この日の投票スレへのレスは100にも満たない。
   まさに、戦士たちの急速といった趣きがあった。
   この日の前半は、静かではあったが、「全板トーナメント」を振り返る談話となった。
   昼過ぎ、馬鹿板四天王AAが貼られた事を契機に、後半、完全自由投票が静かに始まった。
   前日の2板への投票が多い。また、トーナメント終了後どうなるかと言った声や、
   「馬鹿板四天王エキシビジョンマッチ」の開催を期待する声も目立った。
   このエキシビジョンは三日後に現実のものとなる。

準決勝・第2試合(7/15)[505・506・507]
「モ娘(狼)」 vs 「モ娘(羊)」
 モ板同士の対決となった試合。この試合はモ板ならではの企画が盛り込まれた。
 その名も「モー板。ダービー」。直接対決の「狼」や「羊」だけでなく、様々なモ娘系板が競い合う祭りとなる。
 本選で既に敗退してしまった「鳩(=ずるい女)」や「蛇(=芸能ch)」、
 果てには「狩」・「桃」・「猫」・「豚」といった、2ch外に作られたモ娘系板(*)まで参加。
 (それにしても、そこはかとなく汗のにおいの漂う「虎」というのは、一体何なのだろう?)
 この合同企画は、図らずもモ娘同士の兄弟対決となたため、何とか試合を盛り上げようと、羊で考案された。
 実はかなり深く考えられた末のものであったらしい。
 しかしこの試合は、これまで数千票クラスの試合をしてきた狼や羊とは思えないほど静かなものに。
 狼や羊、更にはそれ以外の参加板にいつものパワーが分散したのだろうか?
 それとも、「モ娘」に詳しくない多くの参加者が静観したのだろうか?
 終盤に至るまで十数板に対する投票が静かに展開したが、最終局面に入り様相は一変。
 最後の三十分、本来の参加板である狼と羊が猛烈に攻勢に出た。
 それまで鳴りを潜めていた他板の多くも両板への援護に回り、ここまでの静けさが嘘のような激しい展開に。
 もちろん、狩・桃・虎などにも多数の票が入るが、最終的には、やはり本家の狼と羊が一位と二位に収まった。
 「全板トーナメント準決勝」としては、狼が勝利を収める。
 【勝者=モ娘(狼)】

[注]
2ch外のモ娘系板…羊や狼とは、また違ったモー娘板。
            狼・羊に次ぐ票を獲得したのは、3位・狩(232票)と4位・桃(193票)。
              モ娘(狩)http://www.metroports.com/morning/
                …SSなどのネタを主に扱う板らしい。
              モ娘(桃)http://jbbs.shitaraba.com/music/605/
                …メンバーの石川梨華を主に扱う板らしい。

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<<休憩日>>

  番外編07(7/16)[507・508]
  「本選Eブロック・決勝」(「納豆」 vs 「呪」 vs 「豆腐」)
   7/10の一回戦終了後、再びいずこともなく消え去ったEブロック。
   だが、7/16、Eブロックが遂にその姿を再び現した。
   一回戦で選出された上位3板、納豆・呪(*)・豆腐が正面から戦う決勝戦としての姿であった。
   豆腐板の投票には、どことなく馬鹿板と呼ばれた強豪(プ板)の影がチラつく。
   また、呪板には、オカルト板が全面的に援護。もはやオカルト板そのものと言った状態。
   試合展開、序盤は呪が圧倒的に優勢であったが、納豆が徐々に追い上げ、中盤に差し掛かるあたりで逆転。
   しばらく納豆と呪の接戦が繰り広げられるが、終盤になると納豆の勢いが急激に増す。
     1位 194票 納豆
     2位 117票 呪
     3位 53票 豆腐
     4位 10票 エナイ
   …との結果でEブロック決勝戦は終わる。
   【Eブロック優勝=納豆】
 [注]
 Eブロック…どこからともなく噂のみが流れた謎のブロック。6月上旬に姿を現すと言われるも何も起こらず。
        7月10日に一回戦が突如その姿を現し、上位3板を選出の後、再び忽然と闇に消える。
        本選一回戦・後に言う「野菜生物板」決戦日の馬鹿板四天王・プロレス板が
        その発祥の地とも言われているが、真偽の程は定かではない。
          http://sports.2ch.net/test/read.cgi/wres/1021465722/
          http://sports.2ch.net/test/read.cgi/wres/1021538276/

 呪板…その正体はオカルト板ではないかとも言われるが、詳細不明。
      野菜生物板と共に正体不明の覆面板。どちらもEブロック発足当初からエントリーされていた。

  番外編08(7/17)[508・509・510・他(ウルトラクイズスレッド×4)]
  「馬鹿板四天王・王座決定戦」(「汗{=プ}」 vs 「浮気{=シャア}」 vs 「汁{=葉鍵}」 vs 「アホ{=スロ}」)
   本トーナメント最大のエキシビジョン。投票所を席巻してきた馬鹿板四天王の決戦。
   このエキシビジョンは、本試合のルールに、極めて特殊なルールが加えられて進行した。
     ・「第二回選対スレ横断馬鹿板四天王ウルトラクイズ」(*)の優勝者には+50票、最下位には−50票。
     ・カーレース(スタートの一斉投票)でトップの板には+100票、フライングには各−10票。
     ・チキンレース(ラストの一斉投票)でトップの板には+500票、チキン失敗は各−50票。
   …と、なんとも、極めて斬新な反面メチャクチャな、彼ららしいと言えばらしいルール設定を導入。
   票数では汁{=葉鍵}が95票で優勢に試合を終えるが、上記のルールに従い、汗{=プ}が最高得点。
   では、試合結果を引用してみよう。
     1 汗  .:  35票=45+50−10−50 (イッツトゥルーイッツトゥルー)
     2 浮気.:  16票=26−10 (中途半端)
     3 葉鍵.:−15票=95+50−10+100−250 (我が生涯に一片の悔い無し!)
     4 アホ :−76票=34−50−10−50 (どうすればいいんだ)
     総合一位  ニュース速報:350票=0+500−150
     (http://live.2ch.net/test/read.cgi/vote/1026840217/225 より抜粋)
   チキンレースが大きく左右し、チキンレースの大家「ニュー速」が馬鹿板王座に(いいのか!?)。
   【勝者=ニュース速報】
 [注]
 4バカ対抗ウルトラクイズ…7/9の第一回に続く企画で、投票所の別スレで4スレに渡り盛大に進行した。
                  (盛大過ぎて、投票が一時忘れ去られてしまったほど)
                  なお、第一回はプロレス板は試合中(本選第59組)のため不参加。
                   ログ:http://live.2ch.net/test/read.cgi/vote/1026790302/ (1)
                        http://live.2ch.net/test/read.cgi/vote/1026838048/ (2)
                        http://live.2ch.net/test/read.cgi/vote/1026889782/ (3)
                        http://live.2ch.net/test/read.cgi/vote/1026924557/ (4)

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<<決勝>>

決勝戦(7/18)[ 601・602・603・604・605(重複604)・606・607・608・609・610・
           611・612・613・614・615・616・617                ] (*)
「download」 vs 「モ娘(狼)」
 「2ch全板人気トーナメント決勝」−この最後の勝者を決める最後の戦い。
 まさに、そんな決勝戦にふさわしい、想像を絶する盛り上がりとなる。
 グラフを見ると、二本の曲線が見事なまでに美しく絡み合っている。ほとんど角度というものが無い。
 この日に消費されたスレッドは17に及ぶ。これは、二回戦第46組(三戦vs厨房)の14スレを優に上回る。
 しかも、かの悪夢・46組の無効票祭りと違い、この決勝戦は、ほぼ通常の投票のみでこの勢い。
 (試合全体のペースは下記の注を参照されたい)
 
 試合の流れとしては、序盤はダウソがややリード。ほぼ平行線ながら、狼がこれを追う展開に。
 その後、ダウソの勢いがやや衰え、狼が恐るべき底力で常に激しいペースを維持しつづけ、ダウソを逆転。
 一時はかなりの差がつくが、ちょうど折り返しでダウソが復活、再逆転を果たす。
 その後もダウソの勢いは衰える事は無く、狼を徐々に引き離していった。
 
 見方によると、ダウソを筆頭とする全板連合 vs モー板という構図の試合であった。
 ここには、この最強の二板のトーナメントにおける性格がよく表れている。 
 狼は単独では間違いなく最強である。そして、無類の祭り好き。
 彼らは純粋に「祭り」を楽しむべく、同盟は基本的に組まず、ほとんど単独で戦うのが狼のスタンス。
 (ニュース連合は唯一の同盟と言えるが、これは本選一回戦での一種の偶然の産物であったようだ。)
 ダウソは、実は予選以来、狼とは因縁の仲。予選での敗北以来、勝つ事だけを目的に戦ってきた。
 予選では悪の烙印を押されてしまったが、本選に入り、様々な板を本気で援護、確実に味方を増やしていった。
 やがてはかつてのヒールの面影は完全に消え、この決勝戦でも実に様々な板の住人がダウソに味方した。
 
 こうして終わってみると、最後の勝者に輝いたのはダウソであった。
 だが、狼もその獲得票数は敗れたとは言え4千以上。勝者ダウソは、なんと5千。
 総数一万票レベルの戦い。それが「全板人気トーナメント・決勝戦」であった。

[注]
決勝の投票スレ…17スレッドにも及んだ決勝戦。そのペースをスレ終了時刻から見てみたい。
              [601]−00:29(797サイズオーバー)  [609]−15:35(928サイズオーバー)
              [602]−00:45(682サイズオーバー)  [610]−16:56(764サイズオーバー)
              [603]−02:11               [611]−19:15
              [604]−04:06               [612]−20:34
              [605]−06:52               [613]−21:54
              [606]−10:14               [614]−22:22
              [607]−12:00(915サイズオーバー)  [615]−22:47(772サイズオーバー)
              [608]−13:41               [616]−22:59(680サイズオーバー)
                                    [617]−23:00(385 試合終了)
          序盤の流れだけでも、最初の[601]は、僅か30分でサイズオーバー。
          [602]に至っては、前スレ終了後15分程度で、こちらもサイズオーバーしている。
          その後も、1スレに概ね平均2時間ほどのペースで試合は展開。
          終盤になると再びペースが上がる。
          最終局面の 22:00 台は5スレも消費、うち4スレは分単位でのスレ消費あった。

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<<後夜祭>>

多くの(一万人近い)人が参加した決勝戦は盛大に幕を閉じた。
投票スレ[617]は、その余韻で瞬く間に様々な思いを込めて埋められていった。
[617]終了後、後夜祭スレや名場面スレが立てられ、
葉鍵キャラ「千鶴」(*)の狩りに多数が犠牲になりつつも、
そこで多数の人が「全板トーナメント」の余韻に浸った。

後夜祭スレ
  http://live.2ch.net/test/read.cgi/vote/1027002681/ (01)
  http://live.2ch.net/test/read.cgi/vote/1027008781/ (02)

名場面スレ
  http://live.2ch.net/test/read.cgi/vote/1026521384/ (01)
  http://live.2ch.net/test/read.cgi/vote/1027511660/ (02)

これまで珍作スレとまで言われた雑談スレも、この時ばかりは余韻に浸る人が多数であった。
(ちなみに、決勝戦試合中の雑談スレは珍作員に溢れていたのは、もはや言うまでも無い)

これから二日ほどは、これらのスレも大いに盛り上がるが、
一人、また一人と投票所から去っていき、。
そして、各板の選対スレも、一つ、また一つと、その姿を消していった。
だが、そんな中、最後の祭り、エキシビジョン09が激しくスタートした。

  番外編09(7/21)[A01・A02(*)]
  「2ch最エロトーナメント!」(「半角文字列」 vs 「半角二次元」 vs 「おおむぎ若葉」)
   元々は文字列と二次元で競われる予定であった試合。だが、ここで最後の大番狂わせが発生した。
   本トーナメント主催者の「おおむぎ若葉」氏が、最後の試合を応援するべく、スレの頭で自らの写真をUP。
   これだけなら何と言うことはなかっただろう。だが、胸が・・・・・胸が!!
   そう、彼・・・いや、彼女は「女性」だったのだ。これにより一気に祭りとなる。
   試合としても急展開。急遽「おおむぎ若葉」が第3のエロにエントリーされるという、本人も驚く展開に。
   こうして、おおむぎ祭り(*)がエロく展開される中、0:00を回り、試合開始。
   試合が始まると文字列・二次元双方が「半角二次元選対スレ」を舞台に激しくうp祭りが展開。
   票のほうも両者拮抗。更には直前までの祭りの影響で<<おおむぎ若葉>>も入り混じり、かなりの混戦に。
   ・・・と思えば、票のほうはやがて沈静化。ほとんどの参加者は投票よりも支援物資に目が行っている状態に。
   (ここで暴走した全板運営コテも数人いたと言われるが、その真偽は定かではない・・・)
   そこは、もはや争いの場ではない。文字列と二次元。お互いのエロを認め合う、熱き汁と友情の場であった。
   だが、ここで悲劇が。本部のある半角二次元板のサーバーがトンだのだ。これでうp祭りも一時沈静化。
   昼は、夜行性の両板住人はひっそりと影をひそめ、投票が静かに続いていく。
   だが、夕方ころになると、例の千鶴の狩りや最後のJSAなど、急に賑わいを取り戻す。
   無論、両板の住人も姿を表し、限りなくエロい支援物資を絨毯爆撃。
   相変わらず半角二次元板はトンだまま。そこで「止むを得ず」涙を呑んで投票所に直接投下している。
   終盤になると、様々な板の住人が入り混じる、本試合さながらの賑やかな展開となった。
   こうして試合は終了。票だけで言うと半角文字列の勝利だが、
   三者三様、どれも果てしなくエロいことが実証された試合であった。

[注]
千鶴…柏木千鶴。往年の名作「痕」に登場する女性キャラ。
     2chにおいては最強の「貧乳」「年増」「偽善」キャラとして、
     また、これらをNGワードとする「殺戮者」として恐れられる。
     これら3語を口にした者は、雑談所だろうがトーナメント会場だろうが選対スレだろうが
     もれなく狩られるという特典がつき、異常なまでの人気を博す。
     全板トーナメントの終盤あたりに彼女の「狩り」が頻繁に行われるようになった。
     なお、元祖「葉鍵最萌トーナメント」における優勝者でもある。

A01・A02…最後のエキシビジョンはトーナメントの本試合がすべて終了した後に出来た試合ゆえ、
       従来のような「『2ch全板人気トーナメント』投票スレッド-XXX」はもはや無く、
       「2ch最エロトーナメント!」と名づけられた専用スレで展開された。
       だが、間違いなく「全板」の一部であるため、便宜上「AXX」と数えられた。
         http://isweb42.infoseek.co.jp/photo/hkdome/

おおむぎ祭り…全板トーナメント主催者・おおむぎ若葉氏は「女性」だった。
          この電撃的な報は瞬く間に投票所を駆け巡り、
          エキシビジョン開始前に盛大な祭りに発展した。
           「○○姿の写真キボンヌ」
           「いや、ここは××だろう!!」
           「◇◇だ。これだけは譲れん!」
          といった具合に、果てしなくエロい祭りが展開される。
          挙句の果てには、したらばに
          おおむぎ萌え専用板(スレではなく板であることに注意)まで完成した。
           http://jbbs.shitaraba.com/music/2031/

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最後のエキシビジョンの余韻も終わる頃、
主催者によって終了宣言が出された。
これで「全板人気トーナメント」は、本当に終了となった。

しばらくは先の名場面スレ、雑談スレなどで思い出話が盛り上がったが、
やがて、徐々に参加者たちは去っていった。

各板の選対スレも、もはやほとんど残ってはいない。
だが、各板選対たちは、その後も特設の避難所を作って今なお交流を続けている。

このトーナメントは一体どのような意味を持ったのか?
これは判らない。
いや、判らないと言うよりも、数千人に及ぶ参加者一人一人によって違うであろう。
  未知なる板を知るために積極的に交流を重ねた者。
  自分の好きな板の素晴らしさを広めるべく数々の支援物資を作成、投下した者。
  試合である以上は勝つ事だと捉え、ひたすら票獲得に奔走する者。
  勝利や知名度は二の次で、まずは自分が楽しむために、積極的に祭る者。
・・・このように、その捉え方は多種多様だ。

実は、私がこれを書いている今、トーナメントが終了してほぼ一ヶ月が経過している。
投票所板は、全板トーナメント開催中の賑わいが嘘のように、ひっそりと静まり返っている。

だが、実は次なる祭りの企画が、徐々にその姿を形にしつつある。

        『2ch全AA人気トーナメント』
              本部
      http://sonic.g-com.ne.jp/2chaa.htm
             運営スレ
 http://live.2ch.net/test/read.cgi/vote/1025887188/ (00)
 http://live.2ch.net/test/read.cgi/vote/1028034753/ (01)
 http://live.2ch.net/test/read.cgi/vote/1029476015/ (02)

・・・そして、祭りは次に引き継がれてゆく。


2ch全板人気トーナメント
無党派さん
氏の全試合総括
○予選
 勝ちぬけ3板、という中選挙区制度下にて争われた予選。
 この時期をごく大雑把に総括するならば、各種中規模ブロックの誕生期・
成長期と言うことが可能であろうか。
 「同盟」という概念は《三国志・戦国》板から発生した(異説有り)ものだが、
例え彼らがはじめていなかったにせよ、遅かれ早かれ板同士のブロック形
成という現象が生じたことだけは間違いない。
 この板ブロックは吸収・合併を繰り返しつつ巨大化していき、予選終了時
までにおおまかに4つのブロックに分かれることになる。

【三戦枢軸】【依存症・精神疾患連合】【ニュース連邦】【モーニング娘。帝国】
(以下、順に【枢軸】・【連合】・【連邦】・【帝国】と呼ぶ)

 また上に挙げた以外にも、さまざまな小ブロックや無所属の板たちも活
発に存在していた。

 この時期までに形成された4つの中規模ブロックの名称には一つ、個人
的に興味深い点がある。
 【「ニュース」連邦】【「モーニング娘。」帝国】の2つが名称の上で加盟板を
選んでいるのに比較して、【「三戦」枢軸】【「依存症」連合】の2つの名称が
加盟板を選ばない……という性質を持っているのである。
 【連邦】は《ニュース速報》から分かれた板によって主に構成されていた。
【帝国】はモーニング娘。関係の話題を扱う板によって構成される。
 それ以外の板にとってはこの2つのブロックは、その名称が故に友好関
係は築くことは可能でも、ブロックに加盟することは困難な状態が……構
成していた各板の自覚とは無関係に……続いていたのである。
 それと比較すれば、【枢軸】と【連合】は、加入することが易かった。彼ら
自身がどこまでが加盟板であり友好板である、と切り分けることが困難な
程に。
 この「名称」における差異が、本選に入ったあと同盟関係の発展に大き
く影を投げかける一因だったと見るのは、うがち過ぎであろうか?

 そして全32戦の完了を持って、予選が完了する。
 この時点で、得票数が800を超えた板はたったの5つ。
《モーニング娘。(狼)》《三戦》《Download》《競馬》《ラウンジ》

 《狼》《三戦》《競馬》の3つは【帝国】【枢軸】【連合】のそれぞれ
中心となる板であり、他板からの支援の中で叩き出した得票である。
 特に《狼》はこの中でも唯一1000突破達成という突出した記録を得た。
 《Download》と《ラウンジ》の得票も注目して良い。殆ど同盟関係を持たな
いまま、この得票を獲得したのである。
 そしてその得票能力が故に、単独板ながら《Download》が一つの勢力を
形成していくことになる。

○予選終了時〜本選抽選
 本選は予選とは異なり、定数1の小選挙区制下で行われる。
 経験則に従い、この制度下では2大政党制……この場合には2大ブロッ
ク制……に収斂する、ということは極めて確度の高い予想だった。
 決勝戦が2板によって争われるシステム上、これは「予想」というより確
定条件として扱ってよい事象である。
 むしろそれを前提条件とした上で、各中ブロックがどちらの陣営に属す
るか、そしてそれぞれのブロックの中心となるのはどの板であるのか……
予選が完了するよりも前に、既にそのことに分析対象は移行していた。
 一方の中心は《狼》。予選時に飛びぬけた得票を示した板である。彼ら
がトーナメントに途中で飽きて、勝負を放り出さない限り、この予測は揺る
がない(もっとも、飽きる可能性は低くなかったが)。
 もう一方の中心は、予選終了時ではまだ分からない。すでに大会に興味
を失った気配の濃厚な《ラウンジ》は除外されるとしても、他の3板のどれ
が中心を占めてもおかしくはなかった。

 しかし本選の抽選が行われた時点で、早くもその中心が確定してしまう。
 《Download》がAブロック。そして残りの《三戦》《競馬》が《狼》と同じDブロッ
クに属することになったのである。
 この状況下では、「決勝戦において」《狼》と対戦できるのは《Download》
のみ。
 《Download》と《狼》を中心とする二つの巨大ブロックによる決勝……予選
が終わり、本選の抽選が行われた時点で既に、この構図は半分決定して
いたわけである。
 それと同時に、《三戦》と《競馬》が最終的に《Download》側のブロックに
属することも確定する。《狼》と対戦し《Download》と対戦しない以上、他の
選択肢はない。
 また、中心である《ニュース速報》が一回戦で対戦する関係上、《Download》
と【連邦】が提携する可能性もなくなり、必然的に【帝国】と【連邦】は連携を
行うことになる。
 本選のトーナメント表が発表された時点で既に、これだけのことが「ほぼ
確定事項」になっていたのである。
(もっとも、私がこの構図に気付いたのは本選1回戦の途中であるし、抽選
時に確定されたことを確信したのは、この文章を書き始めた後であるのだが)

 この《Download》を中心とした巨大ブロックを、ここでは仮に[[二次元ブロッ
ク]]と表記することにしたい。このブロックには漫画・ゲーム・小説系などを対
象とする板が多く含まれていたからである。
 もう一方、《狼》を中心とした巨大ブロックをそれと対比させて[[三次元ブロッ
ク]]と呼ぶことにする。
 ただし、これらのブロック名称自体にはあまり意味はないことをご了承いた
だきたい。

○本選開始〜ブロック決勝
 さて「二大ブロック間の抗争」という構図が顕在化し方向付けられたのは、
早くも本選3戦目の「《ハングル》《ラーメン》《数学》戦」である。
 この戦いにおいて[[三次元ブロック]]の支援を受けた《ハングル》に対し、
[[二次元ブロック]]の支援を受けた《ラーメン》が勝利してしまうのである。そ
してその勢いを持って翌々「《Download》《ニュース速報》《鉄道路線・車両》」
においても[[二次元ブロック]]が勝利する。
 これ以降、「[[二次元ブロック]]と[[三次元ブロック]]の覇権争い」という構図
は、時に顕在化しつつ、時に潜在化しつつ本大会の勝敗を左右する要因で
あり続ける。

 またこの時点で同時に、本選全体を支配した
「《狼》に勝てるのは《Download》だけ」
「《Download》に勝てるのは《狼》だけ」
「《三戦》《競馬》に勝てるのは《狼》《Download》(この場合《狼》)だけ」
 という法則が完成してしまっていた。……当時は明確に意識していなかった
が、後から振りかえればそのことは明瞭である。
 あとは選対のモチベーションを維持し、同盟関係で大きなミスをしなければ、
この4板がそれ以外の時点で敗北するほうが困難だったわけである。
 無論、先に挙げた2つの条件を満たすのは(特に注目されている彼らだけ
に)並大抵の努力で可能なことでなく、それについては賞賛されて良い。

 対戦表の関係上勝ち残っていた、ブロックに属さない「無所属」の板につい
ては、「二大ブロック間の抗争」に組みこまれなかったが故に3〜4回戦の段
階において善戦しつつも敗北していくしかなかった。
 【連邦】に所属する板の多くのサーバーが破壊され、これがための混乱状
況により【連邦】が衰退したのがこの時期であることは、特筆されていい。
 以前から退潮気味だった【連邦】自体の支援能力とネットワークが、この事
件によってほぼ半減しているのである。

○準決勝〜決勝
 激戦の続く本選の中で一息ついた観のある準決勝。
 それは期せずしてそれぞれのブロックの内部での、「代表選挙」という性格
の濃いものであった。
 人柄(板柄?)の良い《羊》と《アーケード》が、それぞれ高い戦闘能力を持
つ《狼》と《Download》に敗北するというパターンであり、この2つの戦いはまる
で鏡に映したかのように同一の様相を示していることは興味深い。
 もう一つ、この両者には興味深い共通点がある。あくまで対戦表の結果な
のだが、《羊》と《アーケード》が《園芸》《モナー》《Leaf・Key》《プロレス》といっ
た大量の浮動票を見こめる板と対戦し、かつ勝利を収めているのである。
 しかしこの共通点が決勝戦に与えた影響は対照的と言うべきだろう。
 《羊》は《狼》ともともと兄弟板であり、勝利した板との対戦関係はそのまま
決勝戦の《狼》に持ち込まれることになった。
 対して《アーケード》は《Download》と近い距離を持っていたとは言えず、そ
の対戦関係は直接的には反[[二次元ブロック]]という投票行動には結びつ
いていない。
 完全に偶然の結果ながら、決勝戦に色濃く影響を与えた事象としてこの点
を指摘しておきたい。

 そして7月18日。二大ブロックによる総力戦としての最終戦。

 超越的な力を持つが故に、同盟を増やすことの薄かった[[三次元ブロック]]。
 自分を弱者の側に置き、積極的に同盟を増やしていた[[二次元ブロック]]。

 強いて言えばそういう色分けが可能であり、それが故に《狼》が敗北する結
果に繋がった。そう、言えなくもない。

 しかしこれはあくまでもあと付けの説明であり、試合が終わるその瞬間まで、
どちらが勝利すると言いきることはできなかった。
 ちょっとした諸事象のタイミングの差異、トーナメント対戦表の変化があった
ならば、結果はまた違ったものになったであろう。
 両者のふんばりは非常なものであり、彼らに勝敗を仮託する形になった各
板の努力もまた称揚に値するものである。

 ともあれ、恐れられていた板間の対立・反目も激しいものは発生せず、多く
の交流のきっかけとなった2ch のトーナメントは完了した。
 あまたの数の参加者、観戦者、そして運営の各人に対して最大限の敬意を
表しつつ、この長文の筆を置きたい。
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