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1 名前:名無しさん投稿日:2001/06/05(火) 21:09 ID:???
小さな頃から  叱られた夜は
いつも 聞こえてきてた あの小さなじゅもん
静かに流れる 時にいつの日か
あたしは 眠れる森に 連れ去られてた
小さな頃から 見えない力で
あたしを強くさせる あの小さなじゅもん
たくさんの傷と 争う夜にも
抱きしめるたびに いつも震えて響く
すりきれた 言葉達の かけらさえも もう
どこかへ 消えたわ
壊れそうなのは 夢だけじゃないの
窓から差し込む光 もう行かなくちゃ・・・・・・
かわいた風に ゆきづまっても
こわくはないわ 1人じゃない
すりきれた 言葉達を きっといつかまた
愛せる時がくるかしら
窓から差し込む光 もう行かなくちゃ・・・・・・
ただ 歩く ひとごみにまぎれ
いつも なぜか 泣きたくなる

2 名前:赤道白痴回廊投稿日:2001/06/05(火) 21:13 ID:???
小さな頃から  叱られた俺は
いつも 聞こえてきてた あの小さなじゅもん
静かに流れる 俺にいつの日か
あたしは 眠れる俺に 連れ去られてた
小さな俺から 見えない力で
あたしを強くさせる あの小さなじゅもん
たくさんの俺と 争う俺にも
抱きしめるたびに いつも震えて響く
すりきれた 言葉達の かけらさえも もう
どこかへ 消えたわ
壊れそうなのは 俺だけじゃないの
俺から差し込む光 もう行かなくちゃ・・・・・・
かわいた俺に ゆきづまっても
こわくはないわ 1人じゃない
すりきれた 言葉達を きっといつかまた
愛せる俺がくるかしら
俺から差し込む光 もう行かなくちゃ・・・・・・
ただ 歩く ひとごみにまぎれ
いつも なぜか 泣きたくなる俺…


3 名前:発泡酒を愛する名無しさん投稿日:2001/06/05(火) 21:15 ID:???
小さな頃から  叱られた夜は
いつも 聞こえてきてた あの小さなじゅもん
静かに流れる 時にいつの日か
あたしは 眠れる森に 連れ去られてた
小さな頃から 見えない力で
あたしを強くさせる あの小さなじゅもん
たくさんの傷と 争う夜にも
抱きしめるたびに いつも震えて響く
すりきれた 音羽達の かけらさえも もう
どこかへ 消えたわ
壊れそうなのは 夢だけじゃないの
窓から差し込む光 もう行かなくちゃ・・・・・・
かわいた風に ゆきづまっても
こわくはないわ 1人じゃない
すりきれた 言葉達を きっといつかまた
愛せる時がくるかしら
窓から差し込む光 もう行かなくちゃ・・・・・・
ただ 歩く ひとごみにまぎれ
いつも なぜか 泣きたくなる

4 名前:名無しさん投稿日:2001/06/05(火) 21:17 ID:???
小さな頃から  叱られた夜は
いつも 聞こえてきてた あの小さなじゅもん
静かに流れる 時にいつの日か
あたしは 眠れる森に 連れ去られてた
小さな頃から 見えない力で
あたしを強くさせる あの小さなじゅもん
たくさんの傷と 争う夜にも
抱きしめるたびに いつも震えて響く
すりきれた 音羽達の かけらさえも もう
どこかへ 消えたわ
壊れそうなのは 箱だけじゃないの
窓から差し込む光 もう行かなくちゃ・・・・・・
かわいた風に ゆきづまっても
こわくはないわ 1人じゃない
すりきれた 大人達を きっといつかまた
愛せる時がくるかしら
窓から差し込む光 もう行かなくちゃ・・・・・・
ただ 歩く ひとごみにまぎれ
いつも なぜか 泣きたくなる

5 名前:名無しさんざん投稿日:2001/06/05(火) 21:18 ID:???
小さな頃から  騙られた夜は
いつも 聞こえてきてた あの小さなじゅもん
静かに流れる 時にいつの日か
あたしは 眠れる森に 連れ触られてた
小さな頃から 見えない力で
あたしを強くさせる あの小さなじゅもん
たくさんの傷と 争う夜にも
抱きしめるたびに いつも震えて響く
すりきれた 音羽達の かけらさえも もう
どこかへ 消えたわ
壊れそうなのは 箱だけじゃないの
窓から差し込む光 もう行かなくちゃ・・・・・・
かわいた風に ゆきづまっても
こわくはないわ 1人じゃない
すりきれた 大人達を きっといつかまた
愛せる時がくるかしら
窓から差し込む光 もう行かなくちゃ・・・・・・
ただ 歩く ひとごみにまぎれ
いつも なぜか 泣きたくなる

6 名前:名無しさん投稿日:2001/06/05(火) 21:20 ID:???
もりあっぷ

7 名前:ニセモノ(コピペ用)投稿日:2001/06/05(火) 21:20 ID:c0DIA0.w
小さな頃から  駄スレを立てた夜は
いつも 聞こえてきてた あの小さな煽り
静かに下げられる 時にいつの日か
あたしは 眠れる板に 連れ去られてた
小さな頃から 見えない力で
駄スレを立ててしまう あの小さな電波
たくさんの名無しと 争う夜にも
煽られるたびに いつも震えて響く
すりきれた 固定達の 馴れ合いさえも もう
どこかへ 消えたわ
壊れそうなのは 箱だけじゃないの
窓から差し込む光 もう行かなくちゃ・・・・・・
自作自演に ゆきづまっても
こわくはないわ 
>>1 じゃない
すりきれた にちゃんねらー達を きっといつかまた
愛せる時がくるかしら
窓から差し込む光 もう行かなくちゃ・・・・・・
ただ 書きこむ 名無しにまぎれ
いつも なぜか 泣きたくなる

8 名前:名無しさん投稿日:2001/06/05(火) 21:21 ID:???
小さな頃から  騙られた夜は
いつも 聞こえてきてた あの小さなじゅもん
静かに流れる 時にいつの日か
あたしは 奢れる森に 胸触られてた
小さな頃から 見えない力で
あたしを強くさせる あの小さなじゅもん
たくさんの箱と 争う夜にも
抱きしめるたびに いつも震えて疼く
すりきれた 音羽達の かけらさえも もう
どこかへ 消えたわ
壊れそうなのは 箱だけじゃないの
窓から差し込む光 もう行かなくちゃ・・・・・・
かわいた風に ゆきづまっても
こわくはないわ 1人じゃない
すりきれた 大人達を きっといつかまた
イかせる時がくるかしら
窓から差し込む光 もう行かなくちゃ・・・・・・
ただ 歩く ひとごみにまぎれ
いつも なぜか 泣きたくなる

9 名前:名無しさん投稿日:2001/06/05(火) 21:23 ID:???
小さな頃から  神様がいて
いつも 届けてくれた あの小さなじゅもん
優しい気持ちで 時にいつの日か
あたしは 奢れる森に 胸触られてた
カーテンを開いて 見えない力で
静かな木漏れ日の あの小さなじゅもん
たくさんの箱と やさしさに包まれたなら
抱きしめるたびに きっと震えて疼く
目に映る 音羽達の かけらさえも もう
メッセージ 消えたわ
壊れそうなのは 箱だけじゃないの
窓から差し込む光 もう行かなくちゃ・・・・・・
かわいた風に ゆきづまっても
こわくはないわ 1人じゃない
すりきれた 大人達を きっといつかまた
イかせる時がくるかしら
窓から差し込む光 もう行かなくちゃ・・・・・・
ただ 歩く ひとごみにまぎれ
いつも なぜか 泣きたくなる

10 名前:名無しさん投稿日:2001/06/05(火) 21:27 ID:???
小さな頃から  神様がいて
いつも 届けてくれた あの小さなじゅもん
優しい気持ちで 時にいつの日か
あたしは 奢れる森に 胸触られてた
カーテンを開いて 見えない力で
静かな木漏れ日の あの小さなじゅもん
たくさんの箱と やさしさに包まれたなら
かあさんがくれたあの眼差し きっと震えて疼く
目に映る 音羽達の かけらさえも もう
メッセージ 消えたわ
壊れそうなのは 箱だけじゃないの
あの地平線 もう行かなくちゃ・・・・・・
かわいた風に ゆきづまっても
どこかに君を 1人じゃない
すりきれた 大人達を きっといつかまた
イかせる時がくるかしら
君がいるから ナイフランプかばんに
ただ 歩く ひとごみにまぎれ
いつも なぜか 泣きたくなる

11 名前:まだ名無しさん投稿日:2001/06/05(火) 21:30 ID:???
小さな頃から  神様がいて
だけど 届けてくれた あの小さなじゅもん
優しい気持ちで 時にいつの日か
気付くでしょう 奢れる森に 胸触られてた
カーテンを開いて 見えない力で
静かな木漏れ日の あの小さなじゅもん
たくさんの箱と やさしさに包まれたなら
かあさんがくれたあの眼差し きっと震えて疼く
目に映る はるか未来目指す為の かけらさえも もう
メッセージ 消えたわ
壊れそうなのは 箱だけじゃないの
あの地平線 もう行かなくちゃ・・・・・・
かわいた風に いたいけな瞳
どこかに君を 1人じゃない
すりきれた 大人達を きっといつかまた
イかせる時がくるかしら
君がいるから ナイフランプかばんに
ただ 歩く ひとごみにまぎれ
いつも なぜか 泣きたくなる

12 名前:ニセモノ投稿日:2001/06/05(火) 21:32 ID:???
小さな頃から  神様がいて
だけど 届けてくれた あの小さなじゅもん
優しい気持ちで 時にいつの日か
永遠なんていうものは この世に無いことに
気付くでしょう 奢れる森に 胸触られてた
カーテンを開いて 見えない力で
静かな木漏れ日の あの小さなじゅもん
たくさんの箱と やさしさに包まれたなら
かあさんがくれたあの眼差し きっと震えて疼く
目に映る はるか未来目指す為の かけらさえも もう
メッセージ 消えたわ
壊れそうなのは 夢だけじゃないの
あの地平線 もう行かなくちゃ・・・・・・
かわいた風に いたいけな瞳
どこかに君を 1人じゃない
すりきれた 大人達を きっといつかまた
イかせる時がくるかしら
君がいるから ナイフランプかばんに
ただ 歩く ひとごみにまぎれ
いつも なぜか 泣きたくなる



13 名前:22世紀を目指す哲也さん投稿日:2001/06/05(火) 21:33 ID:???
小っちゃな頃から  神様がいて
十五で 届けてくれた あの小さなじゅもん
ナイフみたいにとがっては 時にいつの日か
気付くでしょう さわるものみな 傷付けた
カーテンを開いて 見えない力で
静かな木漏れ日の あの小さなじゅもん
わかってくれとは言わないが やさしさに包まれたなら
かあさんがくれたあの眼差し きっと震えて疼く
目に映る はるか未来目指す為の かけらさえも もう
ララバイ 消えたわ
壊れそうなのは 箱だけじゃないの
あの地平線 もう行かなくちゃ・・・・・・
かわいた風に いたいけな瞳
どこかに君を 1人じゃない
すりきれた 大人達を きっといつかまた
イかせる時がくるかしら
君がいるから ナイフランプかばんに
ただ 歩く ひとごみにまぎれ
ギザギザ ハートの 子守唄

14 名前:名無しさん投稿日:2001/06/05(火) 21:37 ID:???
小っちゃな頃から 弱気な僕
十五で 届けてくれた あの日の影
ナイフみたいにとがっては 見た目異常
気付くでしょう さわるものみな 愛求めて
カーテンを開いて 闇にさまよう定め
静かな木漏れ日の 涙枯れるまで
わかってくれとは言わないが やさしさに包まれたなら
かあさんがくれたあの眼差し おしゃべりできない
目に映る はるか未来目指す為の 侘しさに
ララバイ おびえてる
壊れそうなのは 箱だけじゃないの
あの地平線 もう行かなくちゃ・・・・・・
思い出は いたいけな瞳
どこかに君を 1人じゃない
すりきれた 大人達を きっといつかまた
イかせる時がくるかしら
君がいるから ナイフランプかばんに
いつの日も 歩く ひとごみにまぎれ
ギザギザ ハートの 雨

15 名前:名無しさんの詩投稿日:2001/06/05(火) 21:40 ID:???
小っちゃな頃から 弱気な僕
十五で 届けてくれた あの日の影
ナイフみたいにとがっては 見た目異常
大人の階段登る さわるものみな 愛求めて
カーテンを開いて 闇にさまよう定め
キミはまだ木漏れ日の 涙枯れるまで
わかってくれとは言わないが やさしさに包まれたなら
かあさんがくれたあの眼差し おしゃべりできない
目に映る はるか未来目指す為の 侘しさに
ララバイ おびえてる
シンデレラさ 幸せは誰かがきっと
あの地平線 少女だったと・・・・・・
思い出は いたいけな瞳
どこかに君を 1人じゃない
すりきれた 大人達を きっといつの日か
笑える日がくるかしら
君がいるから ナイフランプかばんに
いつの日も 歩く ひとごみにまぎれ
ギザギザ ハートの 雨

16 名前:名無しさんでもいいですか投稿日:2001/06/05(火) 21:42 ID:???
今度生まれてくるときも 弱気な僕
十五で 届けてくれた あの日の影
ナイフみたいにとがっては 見た目異常
大人の階段登る さわるものみな 愛求めて
カーテンを開いて 闇にさまよう定め
キミはまだ木漏れ日の 涙枯れるまで
わかってくれとは言わないが やさしさに包まれたなら
かあさんがくれたあの眼差し おしゃべりできない
目に映る はるか未来目指す為の 侘しさに
ララバイ おびえてる
シンデレラさ 幸せは誰かがきっと
あの地平線 少女だったと・・・・・・
思い出は いたいけな瞳
どこかに君を 1人じゃない
願いは揃って きっといつの日か
笑える日がくるかしら
君がいるから ナイフランプかばんに
いつの日も 歩く こしあんのたくさんついた
ギザギザ ハートの 雨

17 名前:No name...投稿日:2001/06/05(火) 21:47 ID:???
When I'm home
everything seems to be all right
when I'm home
feeling you holding me tight, tight

Yeah, it's been a hard day's night
And I've been working like a dog
It's been a hard day's night
I should be sleeping like a log

18 名前:名無しさん投稿日:2001/06/05(火) 21:52 ID:???
くっだらなぁ〜


         End

19 名前:ま、名無しさんだし。投稿日:2001/06/05(火) 21:58 ID:???
今度生まれてくるときも 弱気な僕
十五で 届けてくれた あの日の影
ナイフみたいにとがっては 見た目異常
大人の階段登る さわるものみな 愛求めて
カーテンを開いて 闇にさまよう定め
everything seems to be all right 涙枯れるまで
わかってくれとは言わないが やさしさに包まれたなら
かあさんがくれたあの眼差し おしゃべりできない
目に映る はるか未来目指す為の 侘しさに
ララバイ おびえてる
シンデレラさ 幸せは誰かがきっと
あの地平線 少女だったと・・・・・・
思い出は いたいけな瞳
どこかに君を 1人じゃない
願いは揃って きっといつの日か
笑える日がくるかしら
君がいるから くっだらなぁ〜
いつの日も 歩く こしあんのたくさんついた
ギザギザ Endの 雨

20 名前:名無しさん投稿日:2001/06/05(火) 22:02 ID:???
しかし人いないねぇ
もしかしてみんな引っ越したのかな
かなしいね
かなしいね
そして君は ベットの横にある金魚ばちに
語りかけるんだ
逝こうかな
逝こうかな
太陽が昇る前に 逝ってやる 逝ってやる

21 名前:MadamadaNoName投稿日:2001/06/05(火) 22:12 ID:???
太陽が昇る前に 逝ってやる 逝ってやる
そして君は ベットの横にある金魚ばちに 逝こうかな
今度生まれてくるときも 弱気な僕
十五で 届けてくれた あの日の影
ナイフみたいにとがっては 見た目異常
語りかけるんだ
大人の階段登る さわるものみな 愛求めて
カーテンを開いて 闇にさまよう定め
everything seems to be all right 涙枯れるまで
わかってくれとは言わないが やさしさに包まれたなら
かあさんがくれたあの眼差し おしゃべりできない
目に映る はるか未来目指す為逝こうかな 侘しさに
ララバイ おびえてる
シンデレラさ 幸せは誰かがきっと
あの地平線 少女だったと・・・・・・
思い出は かなしい瞳
どこかに君を 1人じゃない
願いは揃って きっといつの日か
笑える日がくるかしら
しかし人いないねぇ
君がいるから くっだらなぁ〜
いつの日も 歩く こしあんのたくさんついた
ギザギザ Endの 雨
もしかしてみんな引っ越したのかな
かなしいね

22 名前:おでん自動販売機さすけ投稿日:2001/06/05(火) 22:31 ID:Z3tYaJkA
パクリじゃねぇか

23 名前:名無し地蔵投稿日:2001/06/05(火) 22:34 ID:???
太陽が昇る前に 逝ってやる 逝ってやる
そして君は ベットの横にある金魚ばちに 逝こうかな
今度生まれてくるときも 弱気な僕
十五で 届けてくれた あの日の影
ナイフみたいにとがっては 見た目異常
語りかけるんだ パクリじゃねぇか
大人の階段登る さわるものみな 愛求めて
カーテンを開いて 闇にさまよう定め
everything seems to be all right 涙枯れるまで
わかってくれとは言わないが やさしさに包まれたなら
かあさんがくれたあの眼差し おしゃべりできない
目に映る はるか未来目指す為逝こうかな 侘しさに
ララバイ おびえてる
シンデレラさ 幸せは誰かがきっと
あの地平線 少女だったと・・・・・・
思い出は かなしい瞳
どこかに君を 1人じゃない
願いは揃って きっといつの日か
笑える日がくるかしら
しかし人いないねぇ
君がいるから くっだらなぁ〜
いつの日も 歩く こしあんのたくさんついた
ギザギザ Endの 雨
もしかしてみんな引っ越したのかな
かなしいね

                    おでん自動販売機さすけ

24 名前:名無しさん投稿日:2001/06/05(火) 22:37 ID:???
ドリアン助川さんの詩

今日がダメだった人は
明日に向けて頑張れなんて
僕は絶対に言わない
今日がダメだった人は
明日もきっとダメだろう
でも明後日ほんの少しだけよくなって
その次の日はもう少しだけよくなって
さらに次の日も少しだけよくなって
いつか気づくと
今日がダメだったことなんて忘れてる
焦るなよと僕が言うのは
実にそういうことなのだ

スイカが大きくなる瞬間なんて誰にも
ほんと誰にも見えないのだから

涙がとまらない人に
いつかはいいこがあるさなんて
僕は絶対に言わない
涙がとまらない人は
本当に涙がとまらないのだ
でも君の涙はとてもきれいだね
心の中からいっぱいわいて出てきて
優しい人だからつらいんだねと
僕も泣きそうになりながら
言ってあげよう
とても変な話だけど
涙が出ないような人間になってしまったら もうその人は枯れてしまった

生きてる木の 大きな木の
枝や葉や たくさん流れてるよ 涙は

世界で一番長いコンブは
世界で一番長いことを知らないで
ゆらゆらゆらと揺れている
世界で一番大きなクジラは
世界で一番大きいことを知らないで
海の波間を泳いでいる
世界で一番白い鳥は
世界で一番白いことを知らないで
雲にむかって飛んでいる
世界で一番優しい人が
世界で一番優しいことを知らないで
恋人にふられて泣いている

ほら 君のことだ
誰もが世界で一番なのに
誰もがそれを知らないで
生きていく 生きていく 生きていく


25 名前:名無しさん投稿日:2001/06/05(火) 22:39 ID:???
いつかあの素敵な 2チャンネルが廃墟に
なったら僕はきっと 恋人を誘ってそこで暮らすことだろう

ラウンジは人のいない 溜まり場
ニュース速報には近づくな

批判要望にスレを立てよう二人きりで
一人煽り 騙りを演じても
星に願いが叶うように
星に願いが叶うように

26 名前:恋する名無しさん投稿日:2001/06/05(火) 22:49 ID:???
今日がダメだった人は 太陽が昇る前に 逝ってやる 逝ってやる
そして君は ベットの横にある金魚ばちに 明日に向けて頑張れなんて 絶対に言わない
今度生まれてくるときも きっとダメだろう
でも明後日ほんの少しだけよくなって あの日の影に いつか気づくと
ナイフみたいにとがっては 今日がダメだったことなんて忘れてる
焦るなよと僕が語りかけるんだ パクリじゃねぇ 実にそういうことなのだ
いつかあの素敵な 大人の階段登る スイカが大きくなる瞬間なんて誰にも 愛求めて
カーテンを開いて ほんと誰にも見えないのだから
everything seems to be all right いつかは涙枯れるまで
わかってくれとは言わないが 人のいない 溜まり場 やさしさに包まれたなら
かあさんがくれたあの眼差し 本当に涙がとまらないのだ
とてもきれいだね はるか未来目指す為逝こうかな 侘しさに
心の中からいっぱいわいて出てきて ララバイ おびえてる
優しい人だからシンデレラさ 幸せは誰かがきっと
生きてる木の 大きな木の あの地平線 少女だったと・・・・・・
思い出は かなしい瞳 もうその人は枯れてしまった
どこかに君を 1人じゃない
願いは揃って きっといつの日か
笑える日がくるかしら
しかし人いないねぇ
君がいるから くっだらなぁ〜
いつの日も 歩く こしあんのたくさんついた
ギザギザ Endの 雨
もしかしてみんな引っ越したのかな
かなしいね
生きていく 生きていく 生きていく
星に願いが叶うように

                    おでん自動販売機さすけ


27 名前:名無しさん投稿日:2001/06/05(火) 22:49 ID:???
http://www.ops.dti.ne.jp/~a298014/kashi/judy/judy20.html

28 名前:名無しさん投稿日:2001/06/05(火) 22:52 ID:???
>>27の気持ちも少しはわかる

なにげなく詩を書きに来たんだけど、スレは生き物とはよく言ったもので
雰囲気になじめない。だったらとっとと消えろ!ってのが住人の言い分なんだろうけど
そこはそうもいかないものでさ。
じゃあどうやって関係を持つかって言うと、手っ取り早いのがネタバラシだよな。
さすがに俺はやんないよ、いい年だし(藁
けどねえ、もう少し外の人間も楽しめるスレないかなあ。
(・∀・)イイ!! とだけ書き込んでいても飽きちゃうよ。

29 名前:名無しさん投稿日:2001/06/05(火) 22:57 ID:???
キチガイ警報発令
どうしたもんか 俺には分からない
君の犯した罪は 消えやしないよ
基地ガイ好き大嫌い 基地がい好き大嫌い
スキスキスースキスースキスー
スキスキスースキスースキスー
スキスキスースキスースキスー
スキスキスースキスースキスー
スキスキスースキスースキスー
スキスキスースキスースキスー 

30 名前:名無しさん投稿日:2001/06/05(火) 23:13 ID:???
>>24
ハア?

31 名前:名無しさん@急ぐ投稿日:2001/06/10(日) 07:44 ID:???
昨日がダメだった人は 太陽が昇る前に 逝ってやる 逝ってやる
そして君は ベットの横にある電柱に 明日に向けて頑張れなんて 絶対に言わない
今度生まれてくるときも きっとダメだろう
でも明後日ほんの少しだけよくなって あの日の影武者に いつか気づくと
とんがりコーンみたいにとがっては 今日がダメだったことなんて忘れてる
焦るなよと僕が語りかけるんだ パクリじゃねぇ 実にそういうことなのだ
いつかあの素敵な 十三階段登る 欲望が大きくなる瞬間なんて誰にも 愛求めて
足を開いて ほんと誰にも見えないのだから
everything seems to be all right いつかは立ち枯れるまで
わかってくれとは言わないが 人のいない 溜まり場 瘴気に包まれたなら
居酒屋かあさんがくれたあの眼差し 本当に涙がとまらないのだ
とてもきれいだね はるか大陸目指す為逝こうかな 侘しさに
闇の中からいっぱいわいて出てきて ララバイ おびえてる
優しい人だから死んだ真似さ 幸せは誰かがきっと
生きてる木の K−1の あの地平線 少女だったと・・・・・・
思い出は かなしい瞳 もうその人は枯れてしまった
どこかに君を 1人じゃない
願いは揃って きっといつの日か
笑える日がくるかしら
しかし人いないねぇ
君がいるから くっだらなぁ〜
いつの日も 歩く こしあんのたくさんついた
ギザギザ Endの 雨
もしかしてみんな引っ越したのかな
かなしいね
生きていく 生きていく 生きていく
星に願いが叶うように
僕の想いが届くように

                    おでん自動販売機さすけ

32 名前:名無しさん投稿日:2001/06/10(日) 20:30 ID:???
ワショーイワショーイワショーイワショーイワショーイワショーイワショーイワショーイワショーイワショーイワショーイワショーイワショーイワショーイワショーイワショーイワショーイワショーイワショーイワショーイワショーイワショーイワショーイワショーイ

33 名前:名無しさん ★投稿日:2001/07/23(月) 18:46 ID:???
どうしてもあなたを見てしまう

あなたの和んだ声を聞かせて
みんなに話し掛けるような声を
私にも

それでも
あなたの隣に座っていられるのはとても幸せ
あなたの匂いが近いから

あなたのそばにいるわ 明日も
そうして月は今日も


34 名前:名無しさん ★投稿日:2001/08/20(月) 19:15 ID:???
真っ白でいるよりも
2

愛ってのはころがってるのね
キッチンなんかにね
たまねぎ刻んでて涙が出ると
思い出すわ
悲しみの理由は
いつもいつも愛だったって

「真っ白でいるよりも」 谷川 俊太郎

35 名前:名無しさん ★投稿日:2001/08/23(木) 00:34 ID:???
それでは、1を。

  
真っ白でいるよりも
1

自分がチェンバロになって
一晩中待ってるのよ
もちろんモーツァルトを
まだ十二歳の
ほらそんなふうに
眠れないときってない?

36 名前:名無しさん ★投稿日:2001/08/24(金) 18:28 ID:???
せっかくだから3も。

真っ白でいるよりも
3

生まれ変わったら鯨になりたい
海の中で歌って暮らすの
言葉は知らないの
でも歌はあるの
鯨の心は人間よりずっと大きいから
歌はいつまでも続くの

「真っ白でいるよりも」 谷川 俊太郎

37 名前:名無しさん ★投稿日:2001/09/02(日) 21:19 ID:???
それでは4を。

真っ白でいるよりも
4

そうなんだよ
絵になる一瞬が大事なのさ
私そのために生きてる
だから私の写真一枚だけとっておいて
そいで思い出さずに空想して
私の一生を

「真っ白でいるよりも」 谷川 俊太郎

38 名前:名無しさん ★投稿日:2001/09/03(月) 21:32 ID:???
つづき。

真っ白でいるよりも
5

まだ二十世紀なのね
未来ってなんてゆっくり来るんだろ
待ってらんないな
椅子に座ってるのもまどろっこしい
恋をするのも
夢をみるのもまどろっこしい

「真っ白でいるよりも」 谷川 俊太郎

39 名前:名無しさん ★投稿日:2001/09/03(月) 21:36 ID:???
ついでに。時にはありますよね、こういうこと。

愛されたいと

愛されたいと思っていた時は
だれでもいいから
だれかに強く愛されたいと
        思っていたのに

  愛された今では
     不必要な愛ほど
        邪魔なものはなかった

「詩集ロマンス」 銀色 夏生


40 名前:名無しさん ★投稿日:2001/09/06(木) 22:43 ID:???
さて。

真っ白でいるよりも
6

わざわざ迷子になりに行くの
巨大迷路に
ここがどこか今がいつか
分かりすぎるんだもん
それなのに不意に分からなくなる
地球儀なんか見てると

41 名前:名無しさん ★投稿日:2001/09/06(木) 22:45 ID:???
もひとつ。

真っ白でいるよりも
7

花が咲いてるでしょ
海鳴りが聞こえるでしょ
そよ風も吹いてるでしょ
それだで幸せって思ってしまうでしょ
だから私うしろめたいの
ひとりぼっちが

42 名前:名無しさん ★投稿日:2001/09/06(木) 22:47 ID:???
どうせなら。今日は。

真っ白でいるよりも
8

私は空から見られているのだわ
カラスに雲にトンボに天使に
空から見ると
意地悪も嫉妬も見えなくなって
私は私じゃなくなって
きっと地面に溶けている

43 名前:名無しさん ★投稿日:2001/09/06(木) 22:48 ID:???
もう少しだから。

真っ白でいるよりも
9

マラケシュにいたときのこと聞きたい?
でもあなたはいなかったのだから
きっと退屈ね
マラケシュにも子どもがいたわ
黙りこくって立ってる子が
だからきっと愛もあったのね

44 名前:名無しさん ★投稿日:2001/09/06(木) 22:51 ID:???
たばこでも吸いながら。

真っ白でいるよりも
10

嘘つくのって好きよ
まだ知らないほんとのことを
知ってるような気になれるから
でもほんとのほんとは
一瞬で過ぎ去る
いい匂いみたいに

45 名前:名無しさん ★投稿日:2001/09/06(木) 22:53 ID:???
お酒でも飲みながら。次が最後

真っ白でいるよりも
11

男よりも木に抱かれたい
葉っぱに触ってほしい
枝に縛られたい
根っことからいあいたい
私は空にやきもちやくの
木は夜も空をみつめてるんだもの

46 名前:名無しさん ★投稿日:2001/09/06(木) 22:56 ID:???
>>40-45 もこれと同じ出典です。私は12や10や2が

真っ白でいるよりも
12

知ってた?
気持ちにはいろんな色がある
私あなたの色とまざってもいい
真っ白でいるよりも
きらいな花の色になるほうがまし
でしょ?

「真っ白でいるよりも」 谷川 俊太郎

47 名前:名無しさん ★投稿日:2001/09/09(日) 21:42 ID:???
最後のフレーズが、今でも心に残っています。
作者の本望でしょうか。それは。
でも、こういう気持ち、忘れてはいけません。
というか、思い出すのかも知れません。年をとったら。

疑うこころ

心をつないでいたものは
ただひとすじの気持ちでしょうか

横を向いたときそれは途切れましたか
あなたは
見失いましたか
あなたが
私が横を向いたと思った時

それならそれは
はじめからなかったのです
そんなことで見失うようなものなら
はじめからなかったと思ったほうがいいのです
あなたが迷うくらいなら

あなたから
¥の間オイがあなたから見た私です
あなたが迷っていなければ
あなたから見た私は 迷っていないのです

私は あなたです
あなたがうたがう私の心は
あなたなのです

「詩集ロマンス」 銀色夏生

48 名前:名無しさん ★投稿日:2001/09/09(日) 21:54 ID:???
間違いと文字化けがありました。

>あなたから
>¥の間オイがあなたから見た私です



あなたの迷いがあなたから見た私です

です。失礼しました。

あなた

49 名前:名無しさん ★投稿日:2001/09/11(火) 19:57 ID:???
あなた ってなんでしょう?ごめんなさい。
銀色夏生って、子どもっぽい詩ですよね。中高生向き、というか。
でも、その素直な恋への気持ち、いつまでも忘れたくないですね。

「いそがしくなってしまったあなた」

冗談を言いあって
話したことがずっと昔のことみたい
あの頃はあなたを
あんなにたくさん独占していたのね
あんなに無意識にあなたとの時間を
何もせずにすごしていたなんて

今は 前もって約束して会うことも大変
一分一分がすごく貴重な感じがする
もう あんなふうに
もう だらだらと
もうすごしたりできないものかな

「詩集ロマンス」 銀色 夏生

50 名前:名無しさん ★投稿日:2001/09/13(木) 22:36 ID:???
涙をこらえよ

涙をこらえよ
恋はただ一度だけと

涙をこらえよ
泣くことはただ一度だけと
心に決めるように生きよ

「詩集ロマンス」 銀色 夏生

51 名前:◆FREEthYk投稿日:2001/09/26(水) 22:32 ID:???
試しにね。時には流れに乗ってみたり

52 名前:◆FREEthYk投稿日:2001/09/26(水) 22:38 ID:???
こうして自分の言葉と相手の気持ちを比べることがあります。
それが全て真実ではないとわかっていても。

疑うこころ

心をつないでいたものは
ただひとすじの気持ちでしょうか

横を向いた時それは途切れましたか
あなたは
見失いましたか
あなたが
私が横を向いたと思った時

それならそれは
はじめからなかったのです
そんなことで見失うようなものなら
はじめからなかったと思った方がいいのです
あなたが迷うぐらいなら

あなたの迷いがあなたから見た私です
あなたが迷っていなければ
あなたから見た私は 迷っていないのです

私は あなたです
あなたがうたがう私の心は
あなたなのです

「詩集ロマンス」 銀色 夏生

53 名前:◆FREEthYk投稿日:2001/10/03(水) 22:52 ID:???

太陽はいつでもそうしているわけではない
月だっていつでも優しいわけではない

そう思っていても
太陽は無意識に輝いているし
月だって今日も旅人の夜道を照らす

なぜ哲学者は考えるのだ
考えることは証拠 そう ヒトの だから

知ってほしい
太陽には消すことができない痕があることを
月にだって隠れる夜があることを

54 名前:◆FREEthYk投稿日:2001/10/15(月) 20:49 ID:???
言葉というものをつい投げやりに使ってしまいます。
でも、言葉は人間を人間たらしめる一つの証拠なのだから、
大事に使わないと、と思います。時には。

55 名前:◆FREEthYk投稿日:2001/10/15(月) 20:55 ID:???
言葉のダシのとりかた

かつおぶしじゃない。
まず言葉をえらぶ。
太くてよく乾いた言葉をえらぶ。
はじめに言葉の表面の
カビをたわしでさっぱりと落とす。
血合いの黒い部分から、
言葉を正しく削ってゆく。
言葉が透きとおってくるまで削る。
つぎに意味をえらぶ。
厚みのある意味をえらぶ。
鍋に水を入れて強火にかけて、
意味をゆっくりと沈める。
意味を浮きあがらせないようにして
沸騰直前サッと掬いとる。
それから削った言葉を入れる。
言葉が鍋のなかで踊りだし、
言葉のアクがぶくぶく浮いてきたら
掬ってすくって捨てる。
鍋が言葉もろともワッと湧きあがってきたら
火を止めて、あとは
黙って言葉を漉しとるのだ。
言葉の澄んだ奥行きだけがのこるだろう。
それが言葉の一番ダシだ。
言葉の本当の味だ。
だが、まちがえてはいけない。
他人の言葉にダシはつかえない。
いつでも自分の言葉をつかわねばならない。

56 名前:◆FREEthYk投稿日:2001/10/15(月) 20:56 ID:???
「ポケット詩集」から  長田 弘

57 名前:s@kurai投稿日:2001/10/31(水) 15:14 ID:???
鼻毛が伸びる
 
上へ上へと・・・・・・・・・
 
陽光に照らされ、力強く輝く
 
ソレは少女の髪のように美しく・・・・
 
ソレは生命感溢るる樹木のように力強い・・・
 
鼻毛は伸びる
 
どこまでも
 
月光に照らされ、怪しく輝く
 
ソレは猫目石のように魅惑的に輝き・・・
 
ソレは全てを包みこむ闇のように静寂を保っている
 
鼻毛は伸びる・・・
 
何処までも・・・・
 
ソレは
 
全てを否定し、全てを肯定する
  



58 名前:◆FREEthYk投稿日:2001/11/08(木) 20:33 ID:???
このトリップを使われている方はおられるのでしょうか。
もしいらっしゃるのでしたら、あるいはそういう方をご存知でしたら、
ここにご一報ください。
別のに変更させていただきます。

これが私の優しさです

窓の外の若葉について考えてもいいですか
その向こうに青空について考えても?
永遠と虚無について考えてもいいですか
あなたが死にかけているときに

あなたが死にかけているときに
あなたについて考えないでいいですか
あなたから遠く遠く離れて
生きている恋人のことを考えても?

それがあなたを考えることにつながる
とそう信じていいですか
それほど強くなつていいですか
あなたのおかげで

「空の青さをみつめていると 谷川俊太郎詩集T」 谷川俊太郎

59 名前:   m^!^)っ 投稿日:2001/11/10(土) 20:11 ID:???
小さな頃から 叱られた夜は
いつも 聞こえてきてた あの小さな尋問
静ちゃんに流れる 泡にいつの日か
たかしは 眠れる森に 連れ去られてた
爺さんな頃から 見えない力で
あたしを強く刺せる あの幽かな寿命
具沢山の汁と 争う夜にも
鍵閉める旅に いつも古めでシビック
すりきれた 古館の ガキらさえも もう
どこかへ 消えたわ
壊れそうなのは 久米だけじゃないの
佐渡から挿し込むピカリ もう退かなくちゃ・・・・・
か わ い た風邪に 引篭もっても
こわいって 1人だし
ズレきった 大人達を きっといつかまた
愛せる時がくるかしら
角から刺し込むえなり 儲けがなくちゃ
タダ 軽く 過去ログにまぎれ
いつも なぜか 書きたくなる

ああ〜〜 (・∀・)イイ ヒヒヒヒヒ・・・
  (・∀・)イイ ヒヒヒヒヒ・・・


60 名前:◆FREEthYk投稿日:2001/12/02(日) 15:55 ID:???
もうすぐクリスマスですね。街も人々もそんな色ですね。
あんまり気にしていない人も、どこかでその話題を取り上げたことはあると思います。
とにかく、生まれたことは幸せなことです。その後どう生きようとも。

大きなクリスマスツリーが立った

キラキラ光っていて
この世じゃないみたいにきれいだけど
これも人間がつくったものだよ
夜のあいだに大いそぎで
ビニールテープを巻いたりして
時々ビリッと感電したりして
つくった人は寒くて寒くて
きれいかどうかも分らなかったよ

キラキラ光っていて
永久に消えないみたいにまぶしいけど
いつかはこわしてしまうんだよ
すぐに新しい年がやってきて
これもあっという間に古くなる
きれいなもののいのちは短いのさ
ほんのちょっとにぎやかな気分になって
あとは夢のように忘れてしまうんだ

キラキラ光っているものは
どうしてもどこかに影をつくる
影しか見えない人だっているんだよ
影のほうがいいとすねている人だっているんだ
そんな人にかぎってほんとうは
もっともっとキラキラと明るいものに
それが何かはよく分らないくせに
もう泣きたくなるほどこがれているのさ

「朝のかたち 谷川俊太郎詩集U」 谷川 俊太郎


61 名前:◆FREEthYk投稿日:2001/12/10(月) 21:19 ID:???
使うのか、使われているのか、
時々見失ってしまいますね。
もしかすると、悩む心が人間の証なのかもしれません。

わが友コンピューターに

僕はきみを見たことがある
きみは大きな箱のように単純な姿をしていた
僕はきみに触れたことがある
きみにはかすかだが体温があった
僕はきみを愛してはいないが恐れてもいない

きみはますます巨きくなるだろう
きみはますます利口になるだろう
でも僕は僕のままだろう
しゃくにさわるとか虫が好かぬとか
相変わらずそんな小さな業ですら捨てきれずに

だが二進法について何ひとつ知ってなくても
僕もきみのプログラマーだ
僕はきみに入力する 途方もない理想を
情報の奔流がすべての秘密を洗い流し
人間が自らの裸の心を
ただそれのみをみつめざるを得なくなるまで

「朝のかたち 谷川俊太郎詩集U」 谷川 俊太郎

62 名前:◆FREEthYk投稿日:2001/12/11(火) 22:41 ID:???
詩 というものは、心に響くときと、響かないときがあるのです。
好きな人を受け入れようとするときと同じです。
蜜と毒、どちらもあるのです。

恋の始まり

あなたのことを絶えず考えているのに
あなたの顔がどうしても思い出せない
気が付いてみるとふと耳にした音楽の一節を
くり返しくり返し口ずさんでいるのだ
あなたに会いたいと思うのだが
それは情熱というよりもむしろ好奇心で
自分がいったいどうなっているのか
もういちどあなたの前でたしかめたいのだ
それから先のことは思い浮かばない
あなたを抱くことも想像できない
あただあなた以外の世界はひどくけだるく
僕は高速度撮影の映画の中の俳優のように
ゆっくりと煙草に火をつけるのだ
するとあなたなしで生きていることが
ひとつの快楽のように思えてくる
あなたはもしかするといつか僕が他国で見た
時をへた美しい彫像のひとつかもしれない
そのかたわらで噴水は高く陽に輝いていた

「朝のかたち 谷川俊太郎詩集U」 谷川 俊太郎

63 名前:◆FREEthYk投稿日:2001/12/12(水) 22:15 ID:???
死について考えることは、必ずあります。
深さや浅さ、回数などは人によって異なるとは思いますが。
明日は目覚められないかもしれません。
儚くて脆いものですね。大切にしたいです。あなたのことも。

≪死と炎≫

かわりにしんでくれるひとがいないので
わたしはじぶんでしなねばならない
だれのほねでもない
わたしはわたしのほねになる
かなしみ
かわのながれ
ひとびとのおしゃべり
あさつゆにぬれたくものす
それどれひとつとして
わたしはたずさえてゆくことができない
せめてすきなうただけは
きこえていてはくれぬだろうか
わたしのほねのみみに

「朝のかたち 谷川俊太郎詩集U」 谷川 俊太郎

64 名前:◆FREEthYk投稿日:2001/12/26(水) 21:14 ID:???
時には盲目になって、埋もれることも必要です。
恋愛論なんて要らないのです。
感じるままに、在るがままに、ただ自分の感情に溺れることも必要です。
自分の気持ちの中だけで、それだけ。

耐えるということ

耐えるということを覚えた
この恋を忘れるために
この苦しさに耐えなければ
むくわれない恋を
なぜしてしまったのだろう
この恋が どんな意味をもつというのだ
忘れたい 忘れなければ
忘れられない とても

「詩集 ロマンス」 銀色 夏生

65 名前:◆FREEthYk投稿日:2002/01/27(日) 17:06 ID:???
男女の平等というものがあります。
男であっても女であっても、決して差別されるべきではないと思います。
でも、お互いの役割があると思うのです。肉体的にも、精神的にも。
凸凹はふたつでひとつ。

求婚の広告

一日もはやく私は結婚したいのです
結婚さえすれば
私は人一倍生きていたくなるでしょう
かように私は面白い男であると私もおもうのです
面白い男と面白く暮らしたくなって
私をおっとにしたくなって
せんちめんたるになっている女はそこらにいませんか
さっさと来て呉れませんか女よ
見えもしない風を見ているかのように
どの女があなたであるかは知らないが
あなたを
私は待ち侘びているのです

「ポケット詩集」から 山之口 貘

66 名前:◆FREEthYk投稿日:2002/02/13(水) 21:58 ID:???
明日バレンタイン・デーだそうです。
何はともあれ、日本では男女の愛が交錯する日です。
幸せができる限り多くの人に降り注ぐことを祈りつつ。
幼稚だけど、女の子にはこういう詩が似合うと思います。

私だけに見えるあなた

私はあなたの
そういうところがすきなんだけど
あなたのそういうところをすきになる人は
もしかすると一生のうちで
私しかいないかもしれないでしょう

だから それだけの理由からでも
私を大事にしてくれていいと思うの

「詩集ロマンス」 銀色 夏生

67 名前:◆FREEthYk投稿日:2002/02/14(木) 22:10 ID:???
バレンタインデーでした。
関係あった人もなかった人も、どうか愛することを忘れませんように。
激情の向こうにある穏やかさをいつか知る日が来ますように。



その鳩をくれないか と あのひとが言った
あげてもいいわ と あたしが答えた

おお なんてかあいいんだ と あのひとがだきとった
くるくるってなくわ と あたしが言いそえた

この目がいいね と あのひとがふれた
くちばしだって と あたしがさわった

だけど と あのひとがあたしを見た
だけど何なの と あたしが見かえした

あんたのほうが と あのひとが言った
いけないわ と あたしがうつむいた

あんたが好きだ と あの人が鳩をはなした
逃げたわ と あたしがつぶやいた
あのひとのうでの中で

「ポケット詩集」から 高橋 睦郎

68 名前:◆FREEthYk投稿日:2002/02/22(金) 22:48 ID:???
人間には様々な感情があって、それを表現する形はいろいろあるのです。
自分という存在は何によって証明されるのでしょうか。
「いなくなる」ということは、ある意味では、
自分の存在を声高に叫んでいるように思えます。

62

世界が私を愛してくれるので
(むごい仕方でまた時に
やさしい仕方で)
私はいつまでも孤りでいられる

私に始めてのひとりのひとが与えられたときにも
私はただ世界の物音ばかりを聴いていた
私には単純な悲しみと喜びだけが明らかだ
私はいつも世界のものだから

空に樹にひとに
わたしは自らを投げかける
やがて世界の豊かさそのものとなるために

・・・・・・私はひとを呼ぶ
すると世界がふり向く
そして私がいなくなる

「空の青さを見つめていると 谷川俊太郎詩集T」 谷川 俊太郎

69 名前:◆FREEthYk投稿日:2002/02/24(日) 20:40 ID:???
感情を表に出すときは、他人がどう反応するのかを考えなければなりません。
それが大人の思いやりであり、大人の冷静さなのだと刷り込まれました。
しかし時には矛盾するような感情を見かけたとしても許されていいのではないのでしょうか。
もしも私たちが幼い頃に戻れるのなら。

36

私があまりに光をみつめたので
私の影は夜のように暗かつた
私はさびしさを計算する
しかしそれには解がない

ふたたびあらゆる遠さが私に帰ってくる
私は私とだけ親しい
私の言葉は捨て所がない
私はそれを汗に変えようと企む

天は変わらぬ退屈な大道具だ
すべてがその下にあるので
遠さも天で計られる

しかし私が感傷を着ようとすると
不幸なことに袖が短かい
私は幼ない頃を思い出す

「空の青さをみつめていると 谷川俊太郎詩集T」 谷川 俊太郎

70 名前:◆FREEthYk投稿日:2002/02/25(月) 22:44 ID:???
好きな人ほど遠くに感じることがあります。
なんで他の人に接するように接することができないのかと思うことがあります。
それは心を許していないのではなく、
心が求めているから遠くに感じるのだという一面もあると思います。

距離感

近づいて近づいて
ずっと近づいて
君へ
触れるほど近く
そして
そのくせ
どこよりも遠い
へだたりがあるようで
尊敬の気持ちで

近ければ近いほど
遠いところにいる人のように
接することが大切で

遠い人ほど
他人ほど
一瞬だけ出会う人ほど
親しげに
心をひらく

「詩集 小さな手紙」 銀色 夏生

71 名前:◆FREEthYk投稿日:2002/03/17(日) 22:11 ID:???
なんだか、どうやって生きたらいいのかわからなくなっていました。
そして、大切なことを忘れていたことに気が付きました。
そうしてこの詩を読むと、
自分が忘れていたことを思い出させるような気がします。

雨ニモマケズ

雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ熱サニモ マケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシズカニワラッテイル
一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノ蔭ノ
小サナ萱ブキノ小屋ニイテ
東ニ病気ノコドモアレバ
行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ
行ッテソノ稲ノ束ヲ負イ
南ニ死ニソウナ人アレバ
行ッテコワガラナクテモイイトイイ
北ニケンカヤソショウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイイ
ヒデリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
ソウイウモノニ
ワタシハ
ナリタイ

「ポケット詩集」から 宮沢 賢治

72 名前:s@kurai投稿日:2002/04/09(火) 11:50 ID:???
Can you feel ebb and flow?
The envy on your fault, it's where I stand
And you wail in the wave
What is the formless truths in your love?

Naked lies
Inhumanity
Thoughless rave

And you feel the hopelessness
And you feel the blossom inlaid
We all cry in sympathy

Have a weal That'll fester again
Feel alone, It'll invade you anytime

And your wall
Insight of yours
Naked lies

73 名前: ◆FREEthYk 投稿日:2002/06/30(日) 21:04 ID:???
詩ではないけれど。

友情は永遠に続く
恋は一時で終わる

あの時あの一線を越えなければ
私たちは今でも会えたかもしれません。
そうはいいつつも、
一線を越えた後でも「友情」と信じて
会うことのできる人もいるけれど。

それはもしかして愛だったのでしょうか。


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