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10/22 決勝トーナメント準々決勝第一試合 観戦記 55の名無しさん ◆XVIB4D0Otc 氏による


(冒頭注:今回の観戦記は、地方競馬の騎手が数多く登場しますので、それぞれの所属先も併記しておきます。)

決勝トーナメント 準々決勝第1試合 10/22(水)
有効コードがある票の順位
 1位 258票 惣流・アスカ・ラングレー
 2位 184票 的場文男

 長丁場となった「トーナメント優勝者最萌トーナメント」も、いよいよベスト8に突入していった。
この激しい戦いもいよいよ終結に向かっていく事を思うと一抹の寂しさを感じてしまうが、そんな
思いを吹き飛ばすくらいの激戦を期待したいものである。

 惣流・アスカ・ラングレー(以下アスカ)は、Aブロックでギコ猫、香坂アリス、プラチナを破って
の進出。1回戦のvsギコ戦を乗り越えると、その後の対戦でも徐々に票数を増やしていった。陣営の
やる気も試合が進むうちに膨れ上がり、支援物資の質・量ともに限界が知れず、決勝トーナメントでも
「台風の目」どころか「優勝候補」との呼び声も出てきた。
 一方の的場文男(大井、以下文男)は、Bブロックで品川、今岡誠、バッツを破っての進出。ブロック
2回戦のvs今岡、決勝のvsバッツなど「熱き漢の闘い」を制するなど、他のキャラと異なり「三次元・男」
の特徴を生かした戦い方をして、固定票をがっちり掴んだ感じで勝ち抜いていった。今回は、「二次元・
女」キャラ相手と、これまでとは違った戦い方となるだろうが、はてさて。
 ここまでくると、双方とも固定票より他陣営や浮動票の取り込みをどうするかが焦点となるが、こう
いう分野では文男には(「三次元・男」キャラなだけに)不利になってしまうのは否めない。あとは、
当日の大井競馬の成績でどれくらい浮動票を取り込めるかが鍵となってくるだろう。

 試合開始前にアスカへの支援画像が投下されて、戦いの火蓋は切って落とされたが、序盤はお互い
接戦を繰り広げ、簡単にリードを許しはしない。アスカには画像を中心とした支援が投じられ、文男は
AA支援及び質問コーナーで応戦する。それでも、アスカの支援物資にはMADムービーなど豊富に
あり、このあたりでは文男に若干の不利を感じるか。
 スタートしてから熾烈な争いを続ける両者、夜が明けたあともお互い付かず離れずの接戦を繰り
広げる。それでも、徐々にではあるがアスカが身体半分くらい抜け出す格好となる。支援物資のほうも
量的にはアスカに分がある模様で、支援効果を背景にアスカに次々と票が投じられていく。トゥイン
クルレースが始まる前のこの時間帯、文男にとっては我慢のしどころか。それでも文男には、ファルブ
ラヴ・・・じゃなくてファビラスラフイン一家(←あらくれに扮したAA)や五十嵐冬樹(道営)、
吉田稔(愛知)らも応援に駆けつけるなどして、何とかアスカ相手に粘り腰を見せ食らいついていく。
 夕方に入ると、アスカの票数が更に加速する。トゥインクルレースを控えて早めに決着をつけようと
しているのか?それでも何とか文男も逃げるアスカに食らいついて、離されないように粘る。そんな中、
東京ローカルUHF局のMXテレビで大井競馬中継も始まり、そちらも気になるところだが、文男が
(現実の競馬のほうの)第8競走で見事1着!…しかし、票は動かない。ならば、メインレースを勝って
勢いを付けたい!…といった所だが、今度は「ザキ」こと石崎隆之(船橋)に勝利を奪われ(笑)、その
ためかやっぱり票は動かない。そして最終レースも不発に終わった文男、そのためか爆発的に票を
伸ばすことはできず、アスカとのリードも差は詰まらないままだ。逆転のチャンスは、ラシに賭けるのみ!

 現実の競馬でのリアクションが不発に終わった文男陣営は、「イシザキビル・ラシ」でもって
反抗の狼煙を上げた!21:30を目処に、次々と積み重なっていく「イシザキビル」のパーツ。
そして、積み上がっていくごとに居住者も増えていくのだが、へタレトリオ(今岡・渡辺・柳沢)
や岡田大(浦和のパチプロ(爆))、渡辺壮(金沢の酒飲み(爆))ならまだしも、富田
厩舎(浦和の超?有名な厩舎だが、ビル内に厩舎をこしらえるか?)や第参使徒サキエルまで
住みつく始末(核爆)。こんなビルには住みたくない!と思ってしまいたくなる位だが(笑)、
とにかくバベルの塔の如くイシザキビルが積み上がっていった。
 「イシザキビル・ラシ」の効果もあってか、ある程度まとまった票が入った文男。これで反撃
態勢が整った、と思ったところへ、今度はアスカ陣営が22:22から「ダルマ落とし・ラシ」を
開始した!次々と積み上がっていくダルマをアスカが次々と蹴飛ばしていくと同時に、アスカへ
の票が次々と入っていく。一旦は文男に詰め寄られたリードも、このラシで逆にまた突き放して
いった。そんな中、ダルマの中にレイやミサトがいるかと思ったら、川原正一(笠松)が吉田稔に
蹴飛ばされたりとか、岡田が益田競馬所属時の先輩(世良澄衛)に蹴られたりとか、アスカの
蹴ったダルマがシンジに当たったりと、ハプニング続出(笑)。そんな「ダルマ落とし・ラシ」も、
「ピッチャーデニー!」という大ちゃん(山下大輔)の一声で終了した(爆)。これで両陣営の
ラシも終了・・・と思ったら、最後にまたとんでもない展開が待っていた!

 大ちゃんの登場に前後して、最後の直線ラストスパートということで、両陣営を交えた
「イシザキパシリ・ラシ」がスタート!文男がザキを追いかける所へ、アスカも追いかけ
役として参加したことで、いよいよお祭り的様相になってきた(笑)。こうなっては、
皆が皆「走れ走れ!」である。
 時間を追う事に参加者も増えていき、レイやサキエル、ののたん、バッツ、阿部英俊(岩手)、
桑島孝春(船橋)、武豊&幸四郎兄弟、片桐正雪(福山)、佐藤隆(船橋)にゴ(ry、柏木千鶴
など多くのキャラまでも加わっていき、とにかく凄い事になった(笑)。そんな中、ザキとともに
追い回され役にされたのがシンジ。何ともお気の毒で・・・・(苦笑)。そうこうしているうちに、
試合は23時を回り終了。それでも、一度走り出したら止まれない!という事で、暫らくは走り
続ける文男とアスカ、そしてザキであった・・・。で、結果は、

 1位 258票 惣流・アスカ・ラングレー
 2位 184票 的場文男

 結果的にはアスカが上手くリードを保ちながら逃げ切った格好になった。文男も何度か詰め
寄るチャンスはあったが、ここは相手を褒めるしかないだろう。そして、最後まで気の毒だった
のは、ザキこと石崎騎手とシンジ君。最後までご苦労様でした・・・・・。

ポイント
アスカ:競馬で言うなら、「テン良し、中良し、終い良し」といった格好である。序盤こそ文男
    とのリードは小差だったが、昼過ぎから上手くリードをつけて、終盤のラシ合戦でも余力
    十分で駆け抜けた。支援物資のほうも、全時間帯で満遍なく投下されたが、量だけでなく
    質のほうも見事なもの。今回は完勝だったといえる。
文男:今回は、さすがに相手が強かったというところか。これまでの対戦相手と比べると、ここ
   まで「男」相手だったところへ「二次元・女」キャラ相手となれば「萌え」を競うこの
   トーナメントでは分が悪かったのは致し方がない。それでも、基礎票からかなり上積み
   しての184票。競馬に関心がなかった人たちにも十分アピールできた効果だろうと思われる。

 「3次元・男」旋風を巻き起こした的場文男はここで敗退。しかし、その印象はあまりにも強い。
現実の競馬のほうでも、2年連続全国リーディング目指して頑張ってほしい。そしてアスカ。この
トーナメントでの波乱演出の「皮切り役」がいよいよベスト4まで昇りつめた。この快進撃はいつ
まで続くのか、興味は尽きない。

編集後記

 今回書いた準々決勝を勝ったアスカであったが、その後の準決勝でムーンブルクの王女
相手に惜しくも敗れ去った。ただ、今回のトーナメントではギコ猫を破って「波乱続出」
のトーナメント演出のきっかけを作ったのは間違いなく、エヴァ放映から幾年たった現在
でも、彼女の存在を際立たせたことは意義があったもののように思える。
 とりあえず、決勝に進むことは出来なかったアスカ。しかし、そのアスカの快進撃を
支えたエヴァ板住人達の頑張りは賞賛されるものだし、アスカもまたその魅力を再確認
できた。今回のトーナメントは、非常に有意義なものだったと思う。




10/23 決勝トーナメント準々決勝第二試合 観戦記  青き一票@名無しさん ◆6QRy0nj6mA 氏による

10/23 決勝トーナメント 準々決勝 第二試合
このトーナメントは大いなる意志が裏で働いているのではないか?
そんな実際有りもしない事を考えてしまうような一戦が、決勝トーナメントにおいても
行われる事となった。
DQ2のムーンブルクの王女。勇者の血を引いている少女は妖魔に国を奪われ犬に姿を
変えられ、絶望の淵に追い込まれながらも、ローレシア王子とサマルトリア王子に救われ、
逆境を乗り越えて立ちあがる、強い心を持つ少女。
FF6のティナ。操り人形の如く帝国から戦いを強制され、愛を知らずに生きてきた不幸。
魔力と幻の聖獣の魂を内に宿し、故に恐れられていたティナだがしかしその内は、優しい
心を持つ少女。

2002年5月27日に行われた、FFDQ板最萌トーナメントの決勝戦。ここで行われ
た計63試合後の頂上戦の組み合わせは、ムーンブルクの王女vsティナ。全く同じである。
これまでも同ジャンル候補の再戦はあったが、決勝トーナメントの大舞台にてそれが実現
するとは…。
実力のある事は、ここまで数々の候補を打ち破ってきた事から証明済み。
あの日繰り広げられた一戦が、およそ1年と5ヶ月の時を経て再び行われる。

「IDの神と時の神、投票スレに於いて、順序を定める。
そしてその順序は予期せぬ事態を常に起こす物也。」
のの人募集中。◆CENONOCX8s 氏は試合開始文の始めをこう記した。
決勝トーナメントの組み合わせは簡潔に言うと、チキンレースのIDをソートし直すとい
う方法で行われたのだが、まさかこの組み合わせが出来上がるとは…。
30-91にムーンブルク車 ◆.ONANA1WP6氏がMy大型戦車AAで登場、しかしフライン
グの為投票し直し。ともあれ支援一撃目はこの人のDQ2の3勇者キャラ画像から放たれた。

驚くべき支援が飛びだしたのは開始より7分後の30-104。今試合で注目を浴びている
ネットラジオ放送、それを録音したものをムーンブルクの王女側の支援から射出。DQ2
から、ムーンブルクの王女をラーの鏡で元の姿に戻すシーンなどを実際にプレイしながら
解説する。DJを努めたのが声の綺麗な女性で、尚かつプレイ中の詳細な説明があり、
非常に聞きやすく放送の40分が非常に短く感じられた。このネットラジオは、間違いな
く大きな評価と支援効果を得た。
次に現るは◆DOIIFWZQzo氏、FFDQ板最萌トーナメントでの、ムーンブルクの王女
とティナ戦の際描かれたと思われる画像を数点投下。この画像がまた日の目を見る事に
なるとは、当の画像達も仰天したことだろう。
30-110には競馬板の最萌タイムスAAを厚意で描いてくれた方がこの試合用に新聞AA
を特別製作、これに有り難う!の声が飛ぶ。次レスではHosen Daruecurl 氏、両者競演
自作画像を。哲学的考察をしつつもそのイラストがかなり萌えっぽいのは仕様であろうか。
30-115では前回も好評を得ていたムーンブルクの王女ゲームブック式SS支援が登場、
別スレで延々と観戦者選択式SSが送り出されていく。参加者もかなりな数になった模様。
30-120にはMH ◆RTMarioDAc氏の自作MIDI音、この試合に合わせて、DQ2と
FFシリーズの戦闘シーンBGMをミックスさせたものが投下される。何故か、昨日の試
合候補だった的場文男や石崎騎手達がまだ走り続けているが(笑)更に月繋がりでムーン
クラフトという馬を紹介していく辺り競馬陣営やってくれるっ。Sui ◆F5zfk4z1UI 氏の
可愛らしいムーンブルクの王女、十一氏のムーンとティナが元気良くジャンプしている
画像、ぼのらも氏の自作画像4枚、30-145のムーンブルクの王女を先頭にモンスター達
が行進している微笑ましい自作画像と自作支援で押しまくるムーンブルクの王女側。
30-152でほのぼのした感じのティナ自作画像が登場するが、その後もなまーす氏&MOMO氏
&がんばれ!ムーン氏3人による合作イラスト、なまーす氏の自作画像に30-159氏の
繊細なタッチ(「むっはー」って言うのはやはりむっはーたんを意識した?)のムーン
ブルクの王女自作画像、とムーンたん祭り模様の投票スレ。
30-165ではがんばれ!ムーン氏作のCブロック記念の各候補を一同に集めた記念写真的
画像を。前の試合ではキングゲーナー・オーバー!に乗せてFLASHを作っていた氏、
1候補だけに絞らず候補やジャンルを超えて一緒に騒ぐ「祭り」気分を凝縮した作品で
とても気持ち良いものだった。
MH ◆RTMarioDAc 氏はDQ2の回顧録サイトの続きを。これを待っていた人は結構
いたかも知れない。30-170のムーンブルクの王女のあきな限定イラスト(秋っぽいから)、
30-176の紅茶菜月 ◆5xcwYYpqtk 氏の連作SS「魔夜」の続編を投下…と、気付けば朝
が訪れていた。

30-183の◆DOIIFWZQzo氏作、ムーンブルク王女にちなんだ画像付きのタロット占い、
30-184のSui ◆F5zfk4z1UI氏作、ミルモでポン風ムーンブルク王女&王子2人画像、
30-185のこくりこ ◆axQElecKuE氏のいつもの画像連続支援(ムーンブルクの王女側)、
30-186の両陣営に代表される有名所のFLASH(DQ3&FF11)を投下、という
感じで投票よりも支援が先行する展開、優勢なのは支援量で勝るムーンブルクの王女側。
30-218でこれまた可愛いティナの自作画像、でもコードなかなか取れずに苦しんでいる
様子…。続いてきゃ氏のムーンブルクの王女自作画像がくる。声援を受けて感謝の気持ち
を織り交ぜた30-228のなまーす氏の、子犬となった王子を抱きしめる王女&ネタDQ
ゲーム開発(笑)自作画像が登場し、支援熱が投票スレから去る様子は全く見られない。

夕刻近くになって、一旦休憩に入っていたゲームブック式選択SSを執筆されていた
ナナシクラゲ ◆Sj469/wPAw氏が戦線復帰。深夜帯に頑張っていた組が支援製作に動き
始めたようだ。30-239でも更にムーンブルクの王女支援自作画像が登場。
30-240にティナ側の、すごいよ!○サルさん的FF6キャラ自作支援画像、ティナが
ヒゲを装備しそうな雰囲気なのが笑えるんですが…(w
ムーンブルクの王女側はここから更に支援を展開、前試合から続いているムーン合同企画、
「ムーンカレンダー」にSSを付ける支援がここで登場。30-243の「ぺるぽいくえすと
〜怪盗ラゴスを探せ!〜」、30-255の「最果ての台地」、 30-273「最終決戦」。このSSで
「ムーンカレンダー」は大体補完された。30-245、30-248でも萌えが詰め込まれたムーン
ブルクの王女自作画像が飛び出し、今度は30-268、台詞屋 ◆kNkAB9DQ7c氏の「むーん
ぶるくほうそうきょく」第2回目が録音放送として投下(今度はラスボス、vsハーゴン
&シドーの戦い、そしてエピローグのプレイした模様を楽しく聞かせてくれる)。
「FF・DQ板の自作支援ってすごいね」。30-251の書き込みが示す通り、ありとあらゆる
支援方法を駆使しているムーンブルク王女側。

試合を妨害するような書き込みをしていた珍作員を的場文男が「妙技」で粉砕(格好良い
ぜ的場!)した事と関係あるのかないのか、とにかく相手のティナ側もこの時間から支援
弾が飛び始める。30-278に極東住人A氏からの、有名所の音楽(ティナのテーマ)支援、
30-286、287から続けてAAによるティナ支援が。最後の行に「ティナガンガレー!」と小さく
書かれてあるが、その気持ちがAAに籠もっていたように思う、ちなみにこのAAは新作
ものだったような。30-282にも「ティナたんの支援がもっとみたいみゅー」との催促
書き込みがあったり。双候補の支援サイトをアップする事で応援する人もいるし。
ティナ側へエールを送る声が強まる中、21時を越えた辺りからそのティナへの投票が
増えていく。ティナへの頑張れという気持ちと、劣勢なティナ側への同情票が混ざり、
ティナを押し上げているのか。そういう中でも30-281のSS ◆F96yhnn/Mg氏、30-289の
Hosen Daruecurl氏、30-298氏のムーンブルクの王女自炊画像支援が炸裂していたりする。

21:45は元々FFDQ陣営のラシ時間だった。しかしこの戦いは両方ともFFDQ板
キャラ、故にムーンブルクの王女の「イオナズン」 vs ティナの「アルテマ」魔法が炸裂
する戦闘シーン風AAで、魔法を唱えた候補のどちらかに投票するという形式のもの。
このラシは観戦者にも受け入れられた様子で、「パルプンテ」「キアリー」「ベホイミ」
「ケアル」「アバカム」などなど別の魔法が唱えられていたり、不幸にも(?)魔法合戦
に巻き込まれてしまったキャラがいたりとテンプレを弄ったネタものも数多く並んでいく。
このラシでムーンブルクの王女側がグラフで見て判るほど一気に票を増やす。

30-359にはあどけないティナの自作支援画像。ティナの大型AAの投下が複数、紅茶菜月
◆5xcwYYpqtk氏作のムーンブルクの王女支援SS「魔夜」の続編、◆DOIIFWZQzo氏
のムーンブルクの王女&FF・タクティクスとのコラボレーション画像など、突き進む
投票スレの中に支援が落ちていくが、ラシやAA分断にあって支援力として発揮されてい
ないような感じで勿体無い…。
終了まで残り時間がない時にも関わらず、30-414にがんばれ!ムーン!氏のあっかるい
感じのムーンブルクの王女、30-415ののびのびとしたムーンブルクの王女&王子2人の
画像などが飛び出てくる中、支援参加していたFFDQ板の人には多分長く感じられた
だろう、23時間が過ぎていった。

有効コードがある票の順位
1位 141票 ムーンブルクの王女
2位 73票 ティナ


ポイント

ムーンブルクの王女:FFDQ板最萌トーナメントでも凄まじい支援力が繰り出され、
並み居る強豪に対し勝利を収めていった彼女は、今トーナメントでも輝いていた。
ドラクエの名に関しては申し分ない知名度があるが、ムーンブルクの王女単体となると
やや目立たないのが実情だ。しかしムーンブルクの王女を知らない世代の人にもこちらを
振り向かせるだけの力を支援者の人達は持っていた。その支援力や企画力は全候補の中で
もトップクラス。しかし支援を行う側は身を削って作り出す為に、いつかは憔悴してしまう。
最萌トーナメントでは「投票数を増やす」事だけでなく「支援する人を増やす」のもかな
り重要となる。「○○○陣営の頑張りを見ていると感動する、自分も何か手伝いたい…」
そうして、新しい支援者が陣営に加わり次戦の支援戦力となる−−−この図式が最萌トー
ナメント勝利の基礎となっていくパターンの1つだと筆者は分析する。ムーンブルクの
王女陣営にはその流れが強かった。
ティナ:そして、ムーンブルクの王女と比較してティナはその点及ばなかった。
その主な原因は、トーナメントに対しての両キャラスレの感じ方と温度差が挙げられる。
スレを見るとその違いは明白で、ティナ陣営はトーナメントの話題が入ってくる事すら
迷惑がっていた。対してムーンブルクの王女陣営は支援物資を製作する事を楽しむ人達が
いた。思えば、ティナはFFDQ板最萌トーナメントでは故あって悲しい思いをした経験
があり、その反応は致し方ない所ではある。
しかし。そんな中でも試合中にティナへ支援を持ってきた人がいた。萌え文を書いて投票
した人がいた。ティナに萌える想いに殉じた人達が、確実に、いた…。
投票数が減ったのは、ゲームという同一ジャンルの試合だったからだろう。Cブロックの
ムーンブルクの王女 vs 5主人公や、Gブロックのオリジナルみさき先輩 vs 柏木千鶴の
試合のように。
けれども、その中の73票は何より重く、そして尊く感じる。
そして出しにくい雰囲気の中で支援を製作した人にも、筆者は惜しみない拍手を送りたい。

まとめ

「同板対決なんて二度とやりたくなかったのに、運命は意地悪でした。」
ムーンブルクの王女陣営の支援者の一人が書きこんだ、余り目立たない投票スレの一文。
決勝トーナメントで組み合わせが決まった際に、FFDQ板最萌トーナメントの再戦が
行われるという事で、身内同士の方が気兼ねなく試合を展開できるし、支援者の方々は
喜ぶだろう、などと筆者は愚直に思っていたが、選対スレでは逆に残念がっていたので
驚いた。支援者としては色々とやりにくい一戦であったようだが、次にムーンブルクの王女
が当たるのは、惣流・アスカ・ラングレー。エヴァ板選対が一丸となってぶつかってくる
だけに、相手にとって不足はないはず。ムーンブルクの王女陣営も真っ向勝負で挑んでい
くはずだ。気持ち良い試合にしてくれるだろうという予感は、試合前にすでにあった。
その試合内容がどうだったかは、決勝トーナメント準決勝第1試合観戦記の方にバトン
タッチ、ムーンブルクの王女 vs ティナ観戦記の方は、この辺でペンを置こうと思う。

竜王「今回はこのわしが冒険の書を記録してやるが記録するか?
    遠慮することはないぞ。Yes/No」

ピッ→Yes/No

竜王「しかと記録したぞ。今は十分に体を休めるが良い。
    新たなる冒険のために。」

(ナナシクラゲ ◆Sj469/wPAw氏、10/23の試合でゲームブック支援終了の文より)

 


10/24 決勝トーナメント準々決勝第三試合 観戦記  ネオ☆ゴマタン⊂(´ Д `⊂⌒`つ ◆axUNvGOMAA による

トーナメント優勝者最萌トーナメントも決勝トーナメント第3戦、
今回は片や死のFブロックを、モ娘。狼とのハロプロ同族決戦に勝利して制した加護亜依、
片やDブロック決勝でさくら板の強敵大道寺知世を接戦の末に降した DJ SIMON という、
3次元系でしかも音楽にかかわりのある同士の対戦である。
支援においても、加護陣営は県庁氏のネットラジオ、SIMON 陣営は Dz 氏のネットラジオと、
スタイルが重なる似たもの決戦となった。

開始前に拙作「あいぼんさん紹介」(30:485)を投下。
どちらかと言えばネガティブな加護ネタを紹介している途中で加護本人が「ゴルァ!」と
突っ込みを入れるいつものパターンだが、回を重ねるごとにだんだんエスカレートしていて、
今回は遂に紹介文に付けているAAまでがズゴック化したあいぼんAAとなり、
突っ込みあいぼんも顔が大型化したものとなって、行き着くところまで行った感がある。
毎度おなじみのの人募集中。氏の開始文(30:490)に、恒例逆チキンレースが華を添え、
自販機氏の試合日程告知(30:500)も貼られて試合開始。
支援の口火を切ったのは加護陣営。県庁氏の加護 flash(30:503)、きりばんののたん氏の
画像支援(30:509-510)などが次々投下される。
一方の SIMON 陣営も支援開始。◆779b4UMz4I 氏により、前回対戦までに使われた
DJ SIMON 紹介や支援物資が投下される(30:512-514)。
更に Dz 氏によるネットラジオ告知もあり(30:515)、また某氏によって支援ラジオ用の
winamp用スキンも紹介され(30:518)、一気に対決ムードが盛り上がる。

ところで、この対戦はハロプロ陣営としては非常に因縁深いものがある。
なぜならば、DJ SIMON は予選Dブロック2回戦において、ハロプロのもう一人の代表、
中澤裕子を破っているからである。
ハロプロの大黒柱たる中澤の雪辱を、同じ関西系で若手のホープ、加護が果たすという
筋書きも、今試合では想定されて然るべきものであった。
その中澤、30:519 で登場。加護の支援をするのか、と思いきや・・・
酒をちびりちびり飲んで傍観しているだけ。何してはるんですか姐さんw
どうやら DJ SIMON の本名が「杉本清隆」であることから、かのモーニング娘。のヒット曲
「ハッピーサマーウェディング」の中澤の台詞に現れる「杉本さん」と同一視して、
花婿候補の一人と勝手に決め込み、加護とどちらを応援しようか決めかねている様子である。
ちなみにこの曲、加護をはじめとする4期メンバーが加入して最初の曲であり、
あいぼんさんにも非常に関係が深い。

断続的に加護支援が投下される(30:522,525,529,535)中、午前0時半、
Dz 氏による DJ SIMON 支援ネットラジオが開始。
支援物資も引き続き前回までのものが紹介され(30:540,543)、一気に攻勢をかける構え。
ラジオの方はこれまで同様、DJ SIMON が作曲、編曲等にかかわった曲から
リクエストを募る形式。彼の曲自体が良くも悪くも非常に特徴的で多彩であるので
聞いていて飽きが来ない構成に自然となるが、それに Dz 氏の軽妙な話術が加わり、
支援ということを離れて聞いても楽しめる。途中聴取者が多くなりすぎてサーバが止まる
ハプニングもあったものの、支援効果は徐々に上がって投票は SIMON に集中。
対する加護陣営はこの時間は静観、後半の追い上げにかける作戦を取る。
スレへの支援はこの時間、SIMON 側はかかった曲のポップン公式サイトにおける紹介
(30:562,581,591,612,626,644,651)、新規スレ支援(30:577)など、
加護側はネタスレ支援(30:592,608)、flash 支援(30:620)など。
ことにのの人募集中氏の紹介したネタスレ「ドザコンノクエスト」「ブリンコミニゲキジョウ」は
娘。ネタ史上に残る秀作と言えるもの。未読の方は是非狼板で当該スレを御覧あれ。
筆者もあいぼん応援に駆けつけたとの名目の吉澤紹介や、ラーメン小川家からの
敵に塩ラーメンを送る差し入れなど、支援だか賑やかしだか何だかわからないものを投下。
1:26、突如投票所スレに謎の集団が現れる。
その名も「にょ団」、とにかく語尾に「にょ」が付いているだけの脱力系団体であるw
数日前 Dz 氏が私的に放送しているネットラジオで、デ・ジ・キャラットにょのリミックスが
かかったのに笑撃を受けた面々がシャレで作ったオンライン秘密結社であり、
Dz 氏もなんとにょ団闇の総長に就任しているw
なおにょ団の中にでじこヲタは一人もおらず、ことによると筆者の方がにょ団より
でじこについて詳しいかもしれない、というのはくれぐれも内緒にしてほしいw

閑話休題。SIMON陣営はこの時間ラジオ支援だけでなく、
DJ SIMON の名曲‘321 STARS’にちなんだ「3:21ラシ」を企画していた。
Dブロック決勝、対知世戦で行われた作戦を今回も実行し、大差をつけることによって
後半予想される追い上げを牽制し、有利に闘いを進めようと企図されたものである。
そして3:21ラシ開始、1分フライングながら筆者の賑やかしAA(30:664)を先頭に、
SIMON に関連した投票やAAが、30:706 までスレを埋め尽くす。
ここで DJ SIMON には30数票が投じられ、既に開いていた差を更に上乗せした。
結果のグラフを見ていただければお解りだろう、この時間に び よ  ー    ん  と
SIMON 側の投票数に異様な伸びが見られることが。これぞまさにソフラン!!
しかし SIMON 陣営はまだまだ安心できなかった。そう、加護の属するハロプロ勢と言えば、
終了間際の花火ラシで、いとも簡単に大差を逆転してしまう・・・。
今トーナメントでも、狼板が対倉田佐祐理戦で終了3分前に逆転して見事勝利を遂げた、
その記憶はまだまだ皆の脳裏に新しかったのだ。
事実、加護との対戦が明らかになった日、選対スレには _| ̄|○ AAが並んだ。
しかしその恐れこそが、逆に闘志をかき立たせもしたのである。
ラシも終わり、やがてラジオもエンディング・おまけを無事終えて、投票所はゆっくりと
静けさを取り戻していた・・・。

早朝〜出勤前の時間、両陣営から支援物資の投下。
加護支援は ◆12S/BzP.qc 氏による公式プロフィール&動画(30:725-726)、
U-名無し募集中。。。773 氏によるポスター画像(30:730)、
SIMON 支援は某氏の絵画支援(30:733)、ダイナシ ◆3bVuFUTURE 氏による
DJ SIMON の名の由来紹介(30:737-738)。
昼間は週末ながら平日のため、淡々と票が積み重なる展開。支援もほとんどなし。
しかし見たところ、昨夜の余波か DJ SIMON の方が加護よりも票を集めている。
昼も伸び悩むあいぼんさんへの票、筆者もその様子を時々見ては焦りを覚えるも、
妙ちくりんな文章支援しかスキルを持たぬ身、ただただ歯噛みするばかり。
午後3時半頃から、加護への不思議な支援が始まる。
ニュースキャスターに扮したあいぼんさんが、ネットニュースの URL を出しながら、
簡単なニュースの紹介をしているのだ(30:788,790,797)。
アシスタントにはののたん、こんこんなど娘。の仲間たちが付いている。
そう、これは狼板や狩狩板(もともとは2ch避難所で、現在では主にネタスレの板である
モ娘。狩板が来年2月で閉鎖のため、その後継として作られた板)での人気スレ、
「あいぼんのニュース速報」からの出張ニュース読みなのである。
SIMON 側からも、flash 支援(30:807)、似顔絵支援(30:820)が投下される。
筆者も負けじと相変わらずのメンバー紹介を投下するが、誤って1つをまだ待機中の
次スレの方に投下してしまう間抜けぶり。
夜に向けてだんだん投票所はヒートアップしてゆく。

実は当日夜、加護には時の利とも言うべきとっておきの支援が待ち構えていた。
この日の午後8時から、テレビ朝日系「ミュージックステーション」に、
あいぼんさんもメンバーの一人であるミニモニ。が新曲を引っ提げて登場するのだ。
ここまでの試合、実は加護が出場する日はリアルでも必ずどこかの局に出演していた。
そして本戦1回戦の時にはズゴッグまがいの衣装と体型でヲタを驚愕と爆笑のズンドコに
突き落とし、2回戦の時には「めちゃイケスペシャル・岡女体育祭」で見事ドベとなり、
およそアイドルに似つかわしくない「クソ女」の称号を手に入れたのである!
そしてこれらをも追い風として、加護は勝ち進んできた。
今日も何かある、何かあるはずだ!! そんな期待を加護の支援者たちは持っていた。
午後8時、放送が始まる。同時に県庁氏も支援物資としてラジオからの録音を投下(30:863-864)。
しかし、今日は何かが違った。
放送の方でもあまり目立たない、cocco の物まね等いつもの加護ちゃんらしいところを見せるも、
いまひとつインパクトに欠けるのである。
ズゴぼんやクソ女ほどのインパクトを求めるのは酷であるとしても、
やはりここは支援者スレが沸き立つくらいの大ネタがほしいところだった。
そして投票所でも SIMON ペースはまだ揺るがず、加護への票も伸びなかった。
既に午後7時の時点で、その差は100票を超えていた。
頼みの綱と思われた狼選対本部も、何と DJ SIMON 支援に傾いているとのこと!!
彼女の支援者たちのスレには、じわりと絶望感が漂っていた・・・。

しかし、ここで試合を投げてはいけない。
放送が終わり、午後9時半からはいよいよ加護陣営総帥、県庁氏によるネットラジオだ。
そして放送開始と同時に、こちらもおなじみのラシを用意していた。
今回はパラシュートで降下するあいぼんさん部隊を上下につなげる落下傘ラシ。
スレ900番前後に支援まとめが入ったあと、いよいよ 30:907 の県庁氏による開始AAを
先頭に、落下傘部隊降下開始!!
基本AAはあいぼんさんと、その後ろに相方たるののたんこと辻希美がフワフワ降下する
ものだが、参加者各位はいろいろ工夫を凝らし、娘。のメンバーやハロプロの仲間たち、
さくらたん、アスカ、ザキなど投票所を彩った仲間が次々降下する賑やかさ。
SIMON 陣営からも サイモンマン とキノコボーイが降下するAAを用意し、
ともにラシをにぎわせてくれたことは非常にうれしかった。
ラシは途切れることなく続き、500kb 制限で次のAAが貼れなくなる 937 まで 30 段、
見事にパラシュートが重なった。
ラシは次スレ 31:15 からも断続的に続く。
一方、ラジオの方は県庁氏の丁寧かつ篤実な喋りを交えながら、加護のかかわった曲を
かけるという、いつものパターン。多少あきらめムードはあるものの、最後まで
加護亜依のもつ「萌」を伝えようとする姿勢には変わりがない。
ラシが一段落したあとは、投票スレでリクエストを受け付ける形式に。
決して数多くはないリクエストではあるが、感情を抑えめにして淡々とこなしてゆく
その姿勢は、どこか求道的ですらある。

終了も近い午後10時45分。狼本部が花火ラシを封印したとの情報が伝わり、
支援者たちの心は既に敗戦処理に向かって動いていた。
そんな中咲いた、一つの大輪の花。
ヤス連の有志が、花火ラシを行ってくれていた。
娘。連合内では最大の機動力を持つヤス連。一時期その活動は休止していたが、
このトーナメントに合わせてスレが復活し、往時の勢いを偲ばせる活動をしてきた。
これに呼応するように花火が次々と上がる。SIMON 側からも花火が上がり、
またさまざまなAAによる投票や賑やかしも加わり、投票所はクライマックスを迎えていた。
そして午後11時。とどまらぬ狂躁に混じり、いつもの23:00王決定戦参加者の面々が
思い思いのAAで通りすぎていった。

運命の投票終了。
こと終われり、筆者は最後の仕事の筆を執った。

1位 236票 DJ SIMON
2位 153票 加護亜依

今回の勝負の分かれ目は、何といってもネットラジオ支援と大規模ラシである。
SIMON 陣営は相手の後半の追い上げを怖れ、先行逃げ切り策を取った。
その結果、浮動票の多くを早いうちに取り込み、更に盛り上がりを最後まで残した。
加護陣営は後半の追い上げに賭けて、ラスト追い上げ策を選んだ。
その結果、盛り上がりを相手側に奪われ、思うように票を伸ばすことができなかった。
夜までに 100 票ほどの差を付けられ、それを詰めることができなかった。
結果的に、グラフの形はDブロック2回戦の SIMON 対中澤戦のものに
深夜のソフランラシを上乗せしたような形となった。


ポイント
DJ SIMON:
今回の勝因にはいくつかのポイントがある。
もともと音楽系であるため、ネットラジオという音による支援が非常に効果的であり、
更に dj nagureo 敗退の際の教訓を活かして、常にどのように支援をすれば
有利に試合を進められるかを考えながら、積極的に物資投下や支援を繰り出してきた。
また、一昨日にともに三次元男性キャラの中から決勝トーナメント進出した的場文男が
敗退しているため、そちらの支持者からと思われる票も入っていた。
加護側が後ろに「狼」という強力集団を抱えていると思われて、それに対する判官贔屓の
ような心理も働いたようだ(実際には狼敗退でトーナメントへの関心が急速に薄れた
狼本部は動かず、アーケード板を抱える SIMON の方が基礎票が多い状態だったのだが)。
なにより、強敵を倒して非常に盛り上がりを見せていた選対の力が十分に発揮されたことが、
勝利をもたらした一番の原因であろう。

加護亜依:
先ほど述べた SIMON の勝因をそのままひっくり返せば加護の敗因となると言えるくらい、
両者の戦い方は対照的だった。
この試合は、加護陣営にとっては最大の強敵とも言うべきモ娘。狼板との対戦の後である。
ここで陣営は死力を尽くした戦いを繰り広げ、それで支援者も物資も消耗してしまい、
決勝トナメまで力を保てなくなるという事態になってしまった。
加護支援の中心となるべき加護連に人が少なく、物資を各娘個人連合の、それも連合員個々に
頼らざるを得ない状態であったこと、支援を投下するタイミングが後ろにずれ込みすぎ、
流れをこちらに向けるような強力支援を適時に繰り出せなかったこと、
また狼の支援を受けられるものと判断した一般投票者が、
自分たちは加護に投票しなくてもと思わせてしまったことなども、敗因として挙げられよう。

結局、狼の幻影に怯えた DJ SIMON 陣営がそれへの万全の備えをしたこと、
狼の幻影に取り込まれてしまった加護陣営がそれを撥ねのけられなかったこと、
これが勝敗を分けたと言えると思う。
少なくとも、加護陣営が狼戦で見せたような、終日ラジオで曲流しまくりぐらいの必死さを
見せていれば、勝敗はまだわからなかったとも思うのだが、多忙な加護連の方々に
それを求めるのは、正直、酷なことである。

終了後、Dz 氏は挨拶の中で、県庁氏を「言わば先輩だったり師匠だったり…」といい、
「けんちょさんのラジオがあったからこそ、こちらもここまで来れました」と、
運命のいたずらによって対戦相手になってしまった彼への感謝の意を表した(31:230)。
これはもちろん、本心だろう。現在のネットラジオ全盛も、県庁氏が毎週水曜日に流している
加護連ラジオが火をつけたような面がある。
彼から受けた影響を拳々服膺した Dz 氏の支援する DJ SIMON が、
この後も快進撃を続けるのも、宜なる哉。

そして筆者も、微力ながら支援を続けたあいぼんさんと、ともに彼女を支援した
(と言うのはおこがましいが)方々へのオマージュ、また勝利した SIMON 陣営への
エールとして、あいぼんさん自身が述べる形をとって挨拶文を書いた(31:236)。
ここで筆者は、トーナメントの世界で戦っていたあいぼんさんが、ののたんに呼ばれて、
収録スタジオに戻ってゆくという形で締めくくった。
支援者も投票者も運営陣も、試合が終われば 2ch のオンライン世界から、現実世界に戻る。
非日常から日常へ帰る姿を、そこに象徴させたつもりである・・・成功しているとは言い難いがw

蛇足
この試合で、ハロプロ系は姿を消した。
しかし、姿を消したとはいえ、何も残さず消えたわけではない。
加護亜依という15歳の少女がブラウン管やコンサート会場で見せる姿、歌声、とめどないネタ、
またそのキャラクターをデフォルメしたあいぼんさんAAや彼女を使ったネタの面白さ、
そういったものの魅力は、十分伝わったと確信している。
とかく誤解を受けがちなハロプロ系板であるが、今回のトーナメントで、少しでも多くの人が
「モーニング娘。を楽しむ」(決してヲタになるということではない)ことを知ってくれれば、
あいぼんさんのみならず狼板、中澤姐さんが出場した意味は決して小さくあるまい。
県庁氏は加護を応援する理由の一つとして「15歳なのに生きざまが見える」と言っていたが、
それは一人彼女にとどまらず、モーニング娘。メンバーやその周囲のタレント、
全員に言えるであろう。
少女たちが芸能界や大集団の中で揉まれ、競い、争い、笑い、悲しみ、怒り、時には血を流す、
そんな姿に一喜一憂し、彼女たちの魅力を見いだして喜怒哀楽をともにし、楽しむ。
あるいはそこに現れた姿をデフォルメし、ネタに昇華させて、更に自分の感情を盛り込み、
提示する・・・これこそが娘。の楽しみ方であると思っている。
同様のことは多かれ少なかれ、DJ SIMON をはじめこのトーナメントに出場した全キャラに
言えることだと思う。
「萌」はそこに現れる。
自分がどれだけ感情移入し、重ね合わせられるか、それが「萌」の本質ではないだろうか。





10/25 決勝トーナメント準々決勝第四試合 観戦記  青き一票@名無しさん ◆6QRy0nj6mA 氏による

10/25 決勝トーナメント 準々決勝第4試合
木之本桜 vs 柏木千鶴

「各トーナメント代表」と一括りにしても、そこには萌えから燃え、それ以外にも様々な
魅力が候補達にはある。その中でも目立つ属性は「萌え」であるが、この決勝トーナメント
準々決勝4試合目もまた、「萌え」と「萌え」の正面衝突となる。
今回は出場元のトーナメント名に注目しながら、試合に挑む候補両名を紹介しよう。
まずは木之本桜(アニメ板最萌トーナメント 優勝,さくら板最萌トーナメント 準優勝) 。
2つの最萌トーナメントから代表となる唯一の候補であり、また今トーナメントEブロック
2回戦でも304票という凄い記録を残した。特にアニメ板最萌トーナメントについては
680候補の強豪多い中での優勝だけに格が違う。見た目だけでも萌えポイントは高い上、
支援面でも一発一発の破壊力が凄まじい萌え動画や画像で、常に相手候補と互角かそれ
以上の「萌え」の力を発揮してきた。
プラチナや大道寺知世の意志を継いで、更に高みを目指せるか、魔法カード使いの小学生。
対峙するは柏木千鶴 (葉鍵板最萌トーナメント 優勝) 。
数々の萌え試合が行われてきた最萌トーナメント発祥の地、葉鍵板。されど柏木千鶴の
ここまでの戦いは眠れる獅子、または休火山のよう。一つの指標である100票、元々萌え
さえ貫けば投票数に執着を見せない住人気質のせいもあるだろう、しかしこの壁を越えら
れなければ到底上に行く事は出来ない。葉鍵板最萌トーナメントで萌えた血が目覚めるか、
鬼の名を持つ美人会長。
両候補ともトーナメントに板名を頂いており、それぞれの支援者達にもある種の意地が
あるだろう。どうせならば悔いの残らない一戦にして貰いたい所だ。


試合30分前、早速ひょこっと投票スレへ顔を覗かせる千鶴さん(31-233)。
漫画の台詞部分をコラージュして作った画像ネタ支援(31-242)、今回はFFSからの
出典(作ったのは多分他の試合でも漫画ネタで会場を笑わせてくれた某氏であると思われ
る(笑))、次は谷崎ゆ(ry先生(あず○んが大王)よろしく、自己紹介しながら自爆
する千鶴さんミニAA劇場(31-243)、そして「エントリー・エンジェル!!!!」との熱いパドス
出まくりの掛け声はエンジェ○ックレイヤー風試合開始文(30-253)、これら
どれもが葉鍵側支援者からのネタ振りだ。柏木千鶴は葉鍵キャラ最後の砦、今試合はやる
気十分か!?


0:03、木之本桜側も動き出す。*支援さん ◆vOagNJ7CRI 氏が「トップを○らえ!」
の支援開始宣言(31-267)、更にキャラ紹介AA(31-268)貼り付け、木之本桜が優勝した
アニメ板最萌トーナメントのブロック決勝前夜&エンディングFLASHを(31-279)。
更に鉄道ファン向けの急行さくらたん画像(31-280)に、カードキャプターさくらの次回
予告風動画「さくらの楽しい苺狩り」(31-289)とその説明&CPUを手に持つさくらたん
画像(31-290)。これは自作PC板の人向け、しかもネタが判る人には相当ツボに入った
ようで、的確に票を稼いでいた。…と言うか、試合間隔が狭まってほとんど余裕が無い中、
これだけクォリティの高い自作支援を用意できるというのは、余程の思い入れがないと
出来ない。改めて木之本桜支援者の士気の高さを思い知った。
対する千鶴さんは、「月と千鶴さん」というお題での画像支援(31-272)、試合前に引き続き
あずま○が大王ネタAA劇場(31-275)、そろそろ恒例になってきた柏木四姉妹の紹介AA
(31-284)、また熱きプロパガンダ文(31-291、349)、マリア様がみてる序文改変(31-311)
など、投票文にもどこかしらに工夫を凝らしたものが目に付く。木之本桜側では、木之本
桜AAと共に「桜」の文字を含んだ和歌、俳句、歌を読んだ文が添えられた風流な投票が
登場。これはCCさくら板との全板トーナメントでの絆を今でも大切にしている、ニュース
極東板の選対一同と、「桜」のお題に参加した諸氏達のものだ。中には自作の句を作った
強者も…。それとは別に「さくらたんヽ(´ー`)ノ」の共通顔文字で投票していく名無しさん達もいる、
というよりは多い。また「実質優勝」を狙うニダーAAもちらほらと…(笑)
木之本桜が力強く票を伸ばし柏木千鶴との差を広げていく序盤の投票状況。不利な立場に
なりつつある柏木千鶴側、千鶴さん画像を充実させつつ、千鶴さんが恐怖の冷却装置とし
て登場する(笑)、ジャパネット○田も真っ青「葉鍵ショッピング」登場(31-343)。他に
も◆I2I2v3OkR6氏による千鶴さんにちなんだ葉鍵板のスレッド紹介がある、葉鍵板は21
禁スレのため、ちゃんと全年齢向け(?)の予備スレッドを用意してくれている配慮が嬉
しい。ブラジャースレ(31-282)、柏木四姉妹を別のものにたとえて当てはめるスレ(31-308)、
流石兄弟の葉鍵板バージョンスレ(31-322)、千鶴さん30周年誕生日お祝いスレ(31-370)、
千鶴さんに禁句を連呼した輩がついに後悔するスレ(31-383)など、千鶴さん関連の
面白いスレから萌えるスレまで手広く揃えてきた。*支援さん ◆vOagNJ7CRI 氏の支援が
ピンポイント爆撃なら、こちらは広範囲への散弾爆撃といった所か。
さて、その*支援さん ◆vOagNJ7CRI 氏も動画支援を落とすために再登場。韓国版CC
さくらや、自作支援「さくら電撃作戦」MADなどを纏めて投下(31-345)。また、ガン
バスターネタを元にしたMADも他の支援者によって投下された(31-353)。
柏木千鶴側もゲーム「痕」サイト、デモムービー、各種千鶴FLASHや葉鍵板最萌トーナ
メント関連FLASHなどを投下(31-365、366、367、386)し、相手に流れを作らせない。
3人の名前を入れると自動的に笑える次回予告を作ってくれるサイト「いきなり次回予告」
が31-348で登場。別にどちらの支援でもないのだが、投票スレに常駐していた人や投票
しに来た人が今日の候補の名前を入力して遊んだりする一幕も。
早朝近くに、大量データのアップロードに手間取っていたさくら姉さん@6代目氏が現れ、
360枚ものさくらたんの画像が載せられた自前サイトを投下(31-382、31-388、31-400)。
桜が満開に咲いたようなサイトに、驚いた人もいるのではないだろうか。


闇夜は去り、試合の舞台は日中へと移る。柏木千鶴側の投票は朝が近づくにつれて減り、
木之本桜側は順調に票を延ばし続ける。
こくりこ ◆axQElecKuE氏が早朝から画像投下(31-419)。セーラー○ーン開始1時間前
に支援、って区切りはあまり関係ないような(笑)、セーラー戦士に投票している人が
いるが、それも関係ないような(笑)。
朝方から21禁画像支援を行う千鶴陣営(31-443)、更に支援面での充実を目指す。
鬼化した千鶴さんの新旧ヴァージョン対比(31-449)、柏木四姉妹(次女梓、三女楓)に
纏わる鉄道系の支援(31-450、31-451)、柏木千鶴MAD動画の中でも最高の出来と言わ
れるmonochrome投下(31-452)、その後も柏木千鶴画像、木之本桜画像双方が登場するが、
炉利羽 萌 ◆MnLOLIwa.M氏のさくらたん自作画像(31-489)が群を抜いてエロい!(w
夕方になると眠りから覚めたように柏木千鶴への投票が増え始める。木之本桜との票差は
かなり開いてしまっているが、それを埋める勢いだ。その流れを見て何とかせねばと思っ
たのかどうなのか、さくら姉さん@6代目氏が再び投票スレに現れ、木之本桜の主力で
ある、動画支援投下を本格的に開始。まずはCCさくらの歴代OP、EDでスレの空気を
桜色に染め(31-529)、ひみつ戦隊メタモルさくら、CCさくら0083などMADものを
次々と落とし(31-544)、海外版のCCさくらで海外にも広がっているさくら旋風を紹介
する(31-555)。これらには全て軽量化の処理が図られてあるので手軽に見られる有り難
さがある。
柏木千鶴側からも痕MAD、TNKRが放たれるが、このFlieは壊れていた模様…。
31-565から、突如「さくらたん新作ゲームキター(゜∀゜)−−−!」の顔文字が現れる。
何々?と同時に貼られたスレを見てみやれば、「カードキャプターさくら〜さくらカード
deミニゲーム〜」というゲームボーイアドバンスの作品が出るという旨の内容。これか
ら新作ゲームが出るさくらたん、今も現役だというアピールに一役買った。
また、南野陽子「秋のインビテーション」のBGMに合わせたおセンチなPV風動画、
これは*支援さん ◆vOagNJ7CRI 氏の支援物資(31-570)。
31-572は「痕」の主人公耕一と学生の頃の千鶴さんの「今はもう千鶴さんのいない世界」
での夢の話、という悲しいSSが登場。観戦者の涙を誘う。31-588にも「橋の上にて」
という千鶴SSが到着。また試合開始直後に貼られた○ずまんが大王ネタ千鶴AAの続き
が31-603にあり、31-633でも柏木千鶴の紹介リンクが貼られ、31-640には「今日もどこ
かで千鶴さん(デ○ルマンED)」で爆笑替え歌が貼られる…続々と柏木千鶴側の支援者
達が帰還して支援を投下しているようだ。負けずに動画の弾幕で反撃する木之本桜陣営。
ここに来て「支援者同士の熱いバトル」が本格化。観戦者として楽しみな展開になりつつ
あった…。

…さて。ここまで封印されてきた、千鶴さん陣営の「狩り」。
これが終盤戦に唐突に復活。(やはりこれが無くては!と思った人もいただろう)
支援まとめが終了した31-674から、並びに並んだ、狩り取られた者達の屍。一気に28
人屠られ、その後も一人、また一人と討たれていく。
これらはもちろんあえて千鶴さんに「禁句」を発して投票した者達ばかり。ついには千鶴
さん、鬼千鶴に変身までしてしまう(31-698)。こうなっては千鶴さんを止められる者は
いない…また、千鶴さん画像支援で奮闘していたメール欄さいたま∩( ゚∀゚ )∩の人も
残った画像を絞り出して奮戦。1人で計30枚、40枚と貼り付けていく、氏には「貼り
付け職人」の名前を進呈したい。
31-682では「さくらちゃん どきどきおいろなおし」の半透明スカートを描き足した
ヴァージョンを落とし、31-693にはさくらと李の活躍が華麗なMAD、Stand by meが
初出で登場、木之本桜陣営も良い物を探し出して支援する。
投票の方でも鬼脚を見せて追いすがる柏木千鶴、このまま行けば木之本桜に追い付くか…
そんな時に決定的な差を付けたのは、ラシの力だった。
22:20。坂本真綾が出したアルバム「ニコパチ!」のジャケット画像をAA化した
ニコパチ!ラシが開始され、さくら&知世のニコパチ!がメイン、それ以外にも色々な
賑やかしや他キャラのAA投票が混じりつつ展開されていく。一気にスレが進行した後も
こんこん連合、そして「さくらたんヽ(´ー`)ノ」がトルネード状になった謎のタワー型
ラシへと繋がり、これらのほとんどが木之本桜への投票。対して柏木千鶴側からのラシは
無いようだ…。「(´・ω・`)ラシしようよ…」という声もあるにはあるのだが…。
31-808に「痕」trueエンド後(千鶴さん亡き後)の重い、それでいて儚いSSが来る、
千鶴SSに重い話が多いのは当時のゲームプレイした際のショックが色濃く残っているか
らだろうか。しかし、おっ○いメンとかちづるまてぃっくとか、ギャグというか狩られる
のを期待したお笑い替え歌支援もあったりする…。木之本桜側もCCさくら最終話のダイ
ジェスト、お次は福山雅治「桜坂」の歌に合わせて、出してきたのは田園調布の「桜坂」
という実際にある名所のサイト。双方支援の勢いが止まらない。
滑り込みの23:00になっても「柏木千鶴に物凄い勢いで豆をぶつけるスレッド」
スレ紹介が◆I2I2v3OkR6 氏からあったり、炉利羽 萌 ◆MnLOLIwa.M 氏、トー中
◆y9hYsl8Dnk 氏の力の入った縦読みが入っているレス投票があったりと、慌ただしい
雰囲気のまま、試合終了となった。

有効コードがある票の順位
1位 217票 木之本桜
2位 162票 柏木千鶴


ポイント

木之本桜:今トーナメント優勝候補の一人である木之本桜は、トーナメント女王の柏木
千鶴に勝利した。今回特に目に付いたのはCCさくら板以外からの「さくらたん頑張れ」
票だった。ニュース極東板の桜を練り込んだ歌の投票、ハングル板のニダーの合同AA
などはインパクト十分だった。また脱力系顔文字「さくらたんヽ(´ー`)ノ」を使った投
票も数を増やしているようだ。支援については動画支援は最強クラスの破壊力があり、
見やすさも考慮に入れられたそれらは存分な支援効果を発揮していた。これといった弱さ
が見つけられない木之本桜、次戦でも萌えの王道をローラーブレードでひた走ってくれる
だろう。
柏木千鶴:本戦1回戦からブロック決勝まで、71票、82票、68票とこのトーナメント
では余り高くない票数で勝ち抜けてきた柏木千鶴。しかし今回は162票という2倍強の
票を獲得した。…しかし葉鍵の民は300票の支援無き勝利と、50票の支援多数の敗北、
どちらを喜ぶかと言えばおそらく後者。
では、この試合での千鶴さんはどうだったか。葉鍵板の選対スレを覗いてみれば、負けて
悔し涙を流している人は一人もいなかった。逆に千鶴さんに最後のひと花を咲かせてあげ
る事ができた、自分達の役目は果たした、と肩の荷を下ろせる事にほっとした感じだった。
思えば、葉鍵板最萌トーナメントが始まった、2年前。そこから始まった支援者達の萌え
探求の旅は、流れ流れていつしか投票所へと移り。長き期間のトーナメント生活で疲弊し
人数を減らし、今日この試合に参加した支援者も、満身創痍で挑んだはず。
萌えて萌えて萌え尽きて。それでも今試合で萌えた支援者達に、しばしの眠りと安息あれ。
…両陣営の支援者に、心からお疲れ様と言いたい。


まとめ

残り4人となった決勝トーナメント準決勝進出候補。その中でも木之本桜は本命視される
ほどの有力な候補であるが、しかし柏木千鶴と一戦を交えた事は大きな経験になったので
はないか。支援に込める熱意が浮動票を動かす、それは木之本桜陣営も当然熟知している
事だろうが、不利と見られている候補だからこそ出す支援が生きる事もある。
さて、準決勝に進んだ木之本桜の相手は、ビートマニアやポップンミュージックの曲を
クリエイトするDJ SIMON。萌えとはまた違った観点と、支援形態で勝負を挑んでくる
相手だ…その試合の観戦記は10/29の木之本桜 vs DJ SIMON戦をご覧頂こう。
この試合も素晴らしい一戦だった。

トーナメント終了まで、残り3試合。
ここまで来たのだ、これら全てが参加者とって、感動の連続の試合になるように祈る。




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